【健康状態のサイン】ワンちゃんの肉球

ワンちゃんは四肢の肉球で体を支えるほか、肉球には体温調節な重要な役割があります。

小さい頃は柔らかい肉球は、成長すると固く黒っぽくなっていきます。

室内で飼われているワンちゃんは比較的柔らかいまま育ち、室外犬は硬めの肉球になる傾向があります。

肉球の構造

肉球にも骨があり、骨に沿う形で腱、靭帯、血管、結合組織が形成されています。

正六角形または正六角柱を並べたハニカム構造になっています。

肉球の外側は角質化した硬い皮膚で覆われていて、ブレーキや滑り止めの役割がしており、

内側は脂弾力のある繊維でできています。

肉球の役割

体温調整

人間は汗をかくことで体温調節をしますが、ワンちゃんは舌を出してハアハアと呼吸をすることで熱を外へと排出します。

舌だけで体温調節できない場合は、肉球から汗を出して体温調節をするのです。

クッション機能

肉球は、全体重がかかる足先を保護するクッションの役割をしています。

肉球の中でも真ん中の大きな掌球と4つの指球は衝撃を吸収しています。

地面の温度から体を守る

ワンちゃんは肉球があるため、地面からの熱を感じにくいようで、多少温度が高い場所を歩いても火傷にならず、寒い場所でも元気に走ることができます。

肉球のトラブル

肉球のおかげで地面からの熱を感じにくくはなっているものの、真夏のアスファルトや砂浜などの非常に高温な場所を歩くと、火傷をする可能性があります。

軽い火傷であれば、冷水や保冷剤で冷やして対処しましょう。

肉球の色が普段と違う色になっていたり、肉球が膨れ上がったり水ぶくれができてしまった、などの症状が見られる場合は、できるだけ早く動物病院を受診した方がよいでしょう。

指間炎は肉球ではなく、指の間に起こるトラブルです。

犬が頻繁に指の間や肉球を舐めている場合には、指間炎を起こしていると考えられます。指の間が傷ついた状態のまま放置したりしていると、犬がその部分を舐めてしまって、炎症を起こしてしまうことがあります。

犬ジステンバーを発症すると、発熱、くしゃみ、咳、嘔吐、下痢などの症状がみられますが、肉球や鼻の皮膚が硬くなるハードパットという症状が現れます。

まとめ

肉球のケアは、愛犬の健康にとって大切です。

肉球マッサージには、血行促進、リラックス効果、怪我や病気の早期発見などの効果もあるとされています。

肉球がカサついている場合には、専用のクリームや美容液などを施してあげることで解消できますよ。