ロシアンブルーによく見られる病気

ロシアンブルーは、名前の由来ともなっているアッシュブルーの被毛が特徴的です。

毛並みの色合いが動きによってグラデーションを描く様子は、ずっと見ていても飽きることがありません。

被毛の色合いに映える鮮烈なブルーの瞳が大変美しく、貴族のような気高さを感じさせるロシアンブルーは、「ボイスレスキャット」といわれるように、ほとんど鳴かないことでも知られています。

ロシアンブルーの歴史

その名前の通り、ロシア出身と伝えられています。

一般的にはロシア北部のアルハンゲル島が原産と考えられていて、1860年代中頃に海路でイギリスや北欧に伝わったと考えられています。

もともとはがっしりとした体型のイギリスタイプと、細身のロシアタイプの2種類に区別されていたそうですが、ブリーダーによってシャム猫などと交配されたことで、今のような筋肉質でスレンダーな体型に統一されました。

ロシアンブルーは、ねこ好きで知られるイギリスのビクトリア女王の寵愛を受けたことでも知られています。

ロシアンブルーの性格

均整のとれた身体のロシアンブルーは、筋腱がよく発達し、大変活動的な猫種です。

飼い主さんに対して忠誠心を持ち、従順な態度を示すため、ロシアンブルーの性格は犬に似ているといわれることがあります。

しかし誰に対しても従順というわけでもなく、家族の中でも順位付けや選り好みをするそうで、とにかく、気位が高いねこであることは間違いありません。

ロシアンブルーに非常に多い病気

ロシアンブルーは病気になりにくいという話を聞いたことがあると思います。

その大きな理由は、遺伝性疾患が報告されていないことですが、そうはいっても、遺伝病以外の病気のリスクはほかの猫種と同じです。

1.結膜炎

眼球の白目からまぶたの裏側を覆っている膜に炎症が発生し、白目が充血します。

重症化すると上下の瞼が腫れてくっついてしまい、自力で眼を開けることが難しくなることがあります。

普段からねこちゃんを観察して、濁った目ヤニが出ていたら要注意です。

すぐに動物病院へ行って検査を受ける事をお勧めします。普段のケアが大切ですが、悪化するとなかなかしつこく、再発を繰り返す場合があります。

2.糖尿病

糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンが何かの異常で分泌されなくなることで、血液中のグルコースを細胞内に取り込めなり、血糖値が高くなる病気です。

ねこの糖尿病の多くは肥満が原因で、運動量が多く細身のロシアンブルーは肥満になりやすい傾向があるので要注意です。

糖尿病になるとインスリンを供与するなどの内科治療が中心になりますが、根治はできないので、早期発見できるかがその後の運命を大きく変えます。

肥満に注意するとともに、定期的に健康診断を受診しましょう。

3.尿管結石

尿石症は、膀胱や尿道などの尿の通り道である尿路に結石が形成されて粘膜の炎症や尿路閉塞を引き起こす病気です。

原因としては、食中に含まれる塩類の過剰摂取の影響や、飲水量が少ないことが挙げられます。

トイレに行く回数が増え、1回に出す尿の量が減ることが確認されていますが、重症化すると血尿があり、排泄時に痛がるようになります。

結石が小さい場合は薬剤で溶かすことも可能ですが、尿路閉塞が起こると体内から尿が出て行かずに毒素が体内に溜まって危険な状態になるため、手術が必要です。

4.膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は、膝の皿の部分である膝蓋骨が太ももの骨からずれてしまう病気で、後ろ足を引きずって歩いたり、痛がったりする症状がみられます。

症状が重い場合は外科手術をおこないますが、体重オーバーにならないように普段から食事と運動量をコントロールしましょう。

まとめ

全ての病気に共通して言えることは、早い発見がその後の病気の進行に直結するということです。

もし病気になった場合でも、早期に発見すれば治療も早く始められ、根治にも繋がります。ロシアンブルーは丈夫な猫種ですが、とくに肥満に気をつけて飼育してください。

また定期的に動物病院へ行って健康診断を欠かさずおこないましょう。

【レガリエ】獣医師共同開発!国産×グレインフリーキャットフード

【レガリエ】の申し込みはこちらから