攻撃的な小型犬種

犬種の体格や運動能力は、その犬種がこれまでどんな目的で使役されてきたかによってさまざまです。

牧羊犬、介助犬、警察犬など、それぞれの仕事に求められる性質や行動能力に応じて、最適な犬の遺伝子を伝えてきたからです。

それと同時に、能力だけではなく穏やかな性格や警戒心の強い性格など、犬種による性格の特徴が現れています。

実は小型犬や中型犬であっても、怒りっぽいといわれている犬種は多いのです。

小型犬だからといって飼い主側が愛犬の攻撃性を許容してしまい、成犬になったときに手に負えなくなったり、噛み癖がついてしまったりというのも、ときどき耳にするトラブルです。

したがって幼少期から怒りっぽい性格にならないように、飼い主さんが気をつけなければなりません。

「怒りっぽい」小型犬種

ロットワイラーやアメリカンピットブルのように、大型で扱いの難しい犬種だけでなく、小型犬種で気が強く攻撃的な傾向のある犬種がいます。

1.ダックスフンド

胴長短足の外見と愛らしい表情で人気のダックスフンドは、飼い主に対しては甘えん坊の表情を見せ、人懐っこくて可愛らしい性格をしているように思えますが、実は怒りっぽい一面を持つ犬種としても知られています。

ダックスフンドは元々狩猟犬だったこともあり、勇敢で頑固な性格を持つ犬種です。

知らない人に対して警戒して吠えるなど、吠え癖がついてしまうことも多いので、飼い主さんとしては幼少期に無駄吠えに対するしつけをしっかりおこなう必要があります。

ただし、他の犬種にも共通していえることですが、ダックスフンドは個体差の激しい犬種です。

実際には穏やかな性格のワンちゃんもたくさんいます。

2,ジャック・ラッセル・テリア

ジャック・ラッセル・テリアは、非常にやんちゃで活発な犬種です。

運動能力が高く好奇心旺盛で、負けず嫌いの面も持ち合わせているため、自分より大きな相手であっても、果敢に立ち向かっていく性格のワンちゃんです。

自分の嫌なことをされると攻撃的になる傾向もあります。

見た目は可愛らしい犬種ですが、基本的に飼い主さんや家族以外に懐くことはなく、頑固な性格です。

成犬になって手に負えなくなってしまったという家庭も多く、初心者にはあまり向いていない犬種としても有名です。

運動を好む犬種ですから、ストレスを溜め込まないよう散歩量を増やすことが重要ですが、頭のいい犬種なので、正しいしつけをすればトラブルは少なくできるでしょう。

3.チワワ

人気の高い小型犬チワワは、かなり気が強いことで知られています。

怒りっぽいというよりも、警戒心が強い犬種だといえます。

チワワは、飼い主に対しては甘えんぼうで忠実な性格の持ち主ですが、知らない人に対して懐くということはなかなかありません。

飼い主さんに対する忠義心がストレートに攻撃的な行動に表れてしまうのです。

臆病な性格ということもあって警戒心が強く、吠えたり唸ったりといった怒りっぽい行動がみられます。

社交的なワンちゃんに育てるために

その犬種であっても、穏やかな性格の犬やのんびり屋さんのワンちゃんもいますし、成長期のころは怒りっぽい性格だったとしても、飼い主さんの育て方で短気な性格を表に出すことなく、穏やかな性格に育てることも可能です。

攻撃的といわれる犬種の場合、飼い主さんを守ろうという正義感から吠えたり、警戒したりすることも多いです。

たとえば、知らない人が家に来た際、攻撃性が高まることがありますが、愛犬の攻撃性を抑えるためには、社交的なワンちゃんに育てることが重要です。

幼少期からパピー教室に参加したり、他のワンちゃんが多く散歩している時間帯に散歩をしたりするなど、家族以外の人間やワンちゃんとの接触の機会を意識的に増やして、警戒心を少しずつ減らしていけば、成長に合わせて攻撃性は徐々におさまっていくと考えられます。

まとめ

警戒心や攻撃性の傾向が強いというのは、飼い主さんへの忠実な気持ちのほかに、愛犬自身が群れのリーダーであるという勘違いからくる場合もあります。

したがって日頃から落ち着いた態度を心がけ、上下関係が逆転しないように心がけなければなりません。

それを前提に、愛犬の犬種の特徴に合ったしつけをしていくことが大切です。

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