柴犬によく見られる病気

柴犬は日本特有の犬種ですが、最近は海外にも愛好家が増えています。

クルっと巻いたしっぽと凛々しく立った耳がチャームポイントの柴犬は大変丈夫な犬種で、長生きすることでも知られています。

主人に対して従順で情け深く、きちんと主従関係を結ぶことができれば大変飼いやすい犬種といえるでしょう。

柴犬の歴史

柴犬は日本原産の土着犬として知られ、縄文時代にはその先祖がすでに私たち人間と一緒に暮らしていたといわれています。

20世紀になり、戦争や外来種の輸入などによって一時は絶滅の危機に瀕したことがありましたが、1936年に天然記念物に指定されて以降は順調に登録数を増やしています。

名前の由来は、柴が枯れたような毛色をしているからとか、あるいは「柴」の字が「小さな雑木」という意味であることに由来するからなど、諸説あります。

柴犬の性格

勇敢で服従心が強く、独立心があるなど、日本古来の猟犬ならでは性格を備えています。

人とべったり一緒にいるというより、ある程度の距離感を求める傾向があり、体を拘束されることが苦手です。

好奇心旺盛で少し警戒心が高めなので、適切な社会化とトレーニングが必要です。

柴犬は一度主人として認めた人には生涯忠誠心を貫きます。

しっかり主従関係を結ぶことができれば、柴犬はかけがえのないパートナーになってくれるでしょう。

柴犬に非常に多い病気

遺伝性の疾患があまりないことから、柴犬は丈夫な犬種だといわれています。

辛抱強い柴犬は、体の具合が悪くても我慢してしまうことがあるため、病気が発覚しにくいという事情もあるので注意したいところです。

1.膝蓋骨脱臼(パテラ)

膝のお皿の骨(膝蓋骨)が、正常な位置からずれたり外れたりする病気です。

形成異常がある先天的なケースと、転落などの強い衝撃で誘発される後天的なケースがあります。

足をひきずったりスキップするような歩き方をしていたら要注意です。

発見が遅れると、足が曲がったまま固定化してしまうこともあります。

膝蓋骨脱臼の治療は内科的治療と外科手術があります。

予防のためには、できる限り足に負担をかけないことが重要で、屋内飼いの場合は絨毯を敷くなどして床を滑りにくくしましょう。

また、足腰に負担をかけないように肥満にも注意しましょう。

2.皮膚病

柴犬は皮膚疾患が発生しやすい犬種のひとつで、食物アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、膿皮症などに注意が必要です。

アトピー性皮膚炎は、ハウスダスト、花粉、ダニ、カビ、食物など様々なアレルゲンが原因で引き起こります。

とくに指の間、手首や足首、マズル、目の周り、わきの下やももの付け根、お腹や肛門周辺に発症しやすいです。

顔をしきりにこすったり、かゆそうな素振りをしていたら、皮膚の状態をチェックしましょう。治療は塗り薬による内科的治療が中心です。

また、屋外で運動させる際には、マダニにも注意してください。

3.認知症や前庭疾患

柴犬をはじめ日本犬は、高齢になると認知症になる確率が高いといわれています。

認知症になると、呼びかけに対する反応がなくなり、それまでできていたしつけができなくなるなど、人間と同じような症状を示します。

認知症の症状のなかには、ときに昼夜逆転の生活になったり、夜鳴きをするというケースもあります。

散歩が難しい場合は日光浴をさせて、昼夜逆転の生活を正すように導きましょう。

認知症の対応は緩和治療のみになります。介護の方針については動物病院の指導を仰いでください。

まとめ

古くから野山を駆け巡ってきた柴犬は運動量が豊富です。

日常的に運動させないと、ストレスを溜めて吠えやすくなることもありますから、毎日1時間以上の散歩を心がけ、健康に暮らせるようにお世話をしてあげてくださいね。

また高齢になったときの心の準備をしておきましょう。

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