アビシニアンの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

アビシニアンはスレンダーな体とビロードのような被毛が魅力の猫種で、動きはしなやかで野性味のある端正な顔立ちと優美な立ち姿が印象的です。

見た目とは裏腹に無邪気に遊びまわる愛らしい一面もあり、美しい鳴き声は「鈴を転がしたよう」と形容されることもあります。

アビシニアンの歴史

アビシニアンの起源は今から4000年前に古代エジプトの壁画に描かれたねこだという説がありますが定かではなく、1868年のアビシニア戦争の後、アビシニア(現在のエチオピア)からイギリスに持ち込まれた「ズーラ」という名の猫が品種改良されたものがアビシニアンのルーツだといわれています。

アビシニアンの性格

アビシニアンは運動神経抜群のねこで、野性味のある見た目とは裏腹に人とのコミュニケーションが大好きです。

アビシニアンは人の言葉を理解するといわれていて、犬のように「お手」をしたり、ボールを持ってきたりするなどの芸を覚える子もいます。

名前を呼ぶとすぐに反応するなど、大変賢いねこです。

警戒心よりも好奇心が勝るところがあり、部屋中を駆けまわったり、高いところから飛び降りたりするなど、アクティブでいたずら好きなところもあります。

アビシニアンに非常に多い病気

ピルビン酸キナーゼ欠損症

赤血球上にあるピルビン酸キナーゼと呼ばれる酵素が欠損し、赤血球の寿命が縮んで貧血に陥ってしまう病気です。

疲れやすい、運動をしたがらない、黄疸などの貧血症状があります。

貧血を根本的に改善するには骨髄移植が必要ですが、現実的ではありません。

細菌性尿路感染

免疫が低下している場合などに、尿路の中に細菌が侵入して炎症を起こす病気です。

症状としては、頻繁に排尿するようになったり、血尿が出る場合もあります。

治療は抗生物質の投与がメインです。

マイコバクテリア症

真正細菌の一種マイコバクテリウムに感染して発症します。

のどや首元のリンパ節腫脹、よだれの増加、発熱、元気がない、食欲不振や体重減少といった漠然とした症状を示します。

治療は抗菌薬投与がメインです。

猫伝染性腹膜炎

猫腸コロナウイルスが突然変異を起こして強い病原性を獲得し、腹膜炎を特徴とする激しい症状を引き起こすことがあります。

病原性の低い「猫腸コロナウイルス」と致死性の高い「猫伝染性腹膜炎ウイルス」が知られています。

ひとたび発症してしまうと効果的な治療法がありません。

進行性網膜委縮症

1977年にスウェーデンにいた一頭のアビシニアンに確認された遺伝病の病気で、網膜が劣化を始め、最終的に失明に至る眼の疾患です。

病気を持ったアビシニアンが繁殖猫として用いられていたために、疾患遺伝子が多くの子孫に受け継がれて品種内で固定されてしまいました。

病気が初期段階であればタウリンを補うことで病状の進行を抑えることができますが、一度変性した網膜を復元することは不可能です。

腎アミロイドーシス

アミロイドーシスは血清中にある「アミロイドA」と呼ばれるタンパク質が特定臓器に沈着することで機能不全に陥る病気で、腎アミロイドーシスの場合は腎臓に沈着した状態を指します。

この病気を発症すると、慢性腎不全やネフローゼ症候群や肝不全を併症します。

治療法は投薬治療による対症療法と安静がメインです。

まとめ

アビシニアンは大変アクティブなねこです。

細身の体型を維持するために、室内にキャットタワーなどを置いて、自由に運動できる環境を作りましょう。

好奇心旺盛で人と遊ぶのも大好きですから、いろいろな種類のおもちゃを用意して遊んであげると、好奇心がより育っていきます。

アビシニアンの毛は、ダブルコートなので抜け毛は多い方です。コミュニケーションを兼ねて、定期的にブラッシングをしてあげてください。

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