エアデールテリアの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

エアデールテリアは全身を巻き毛に覆われた中型犬で、「テリアの王様」と呼ばれています。

堂々とした美しい外見と、聡明さと機敏さをあわせもち、警察犬や災害救助犬としても活躍する万能犬です。

エアデールテリアの歴史

19世紀にイギリス・ヨークシャー州のエア川流域で作出された比較的あたらしい犬種で、カワウソや水鳥猟が盛んなこの地域で、猟犬として活躍しました。

その後アメリカに輸出され、勇敢で愛情深い性質から、ドラマやアニメのモチーフになったこともあります」。

日本に入ってきたのは昭和初期で、イギリスから輸入され軍用犬として採用されました。

現在は世界各国で、警察犬や災害救助犬などとして活躍しています。

エアデールテリアの性格

明るく元気で活発で、勇敢で負けず嫌いというテリアらしい性格の犬です。

学習意欲も旺盛で、トレーニングも得意です。

家族や子ども、同居のペットとも仲良くできますが、頑固で我を通す一面があり、ほかの犬と争いごとを起こすトラブルを散見します。

エアデールテリアに非常に多い病気

股関節形成不全

股関節の関節軟骨の変化による進行性の疾患です。

完治させる治療法はなく、消炎鎮痛剤の投与やレーザー療法などによる痛みの管理が主な治療になります。

肥満は病状を悪化させる原因になるので、日頃から体重管理を心がけましょう。

 拡張型心筋症

心臓の筋肉の収縮力の低下によって血液を全身に送る力が弱まる病気です。

初期症状はありません。

重症化した場合、不整脈や肺水腫などの心臓や呼吸器の症状が出始めます。

症状が出た段階ですでに重症になっている場合が多いので、定期的な健康診断による早期発見が望まれます。

治療は主に内科療法で、血管拡張薬や強心剤、むくみを取るための利尿剤が処方されます。

 甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンの分泌の減少によって、元気喪失、脱毛や肥満、低体温といった複数の症状が現れます。

高齢犬に多く見られる病気で、免疫不全や遺伝性による甲状腺の機能不全、腫瘍や副腎皮質機能亢進症などが原因として考えられます。

治療は甲状腺ホルモン薬の投与で、基本的に生涯投与し続ける必要があります。

 胃捻転

大型の犬種に多く見られる病気で、胃が拡張してねじれを起こすことで発生します。

胃や周囲の血流が遮断されて急激なショック状態に陥り、突然死することもある緊急性の高い病気です。

一気食いや水のがぶ飲みと、その直後の運動による胃拡張が主な原因です。

散歩や運動の直後や早朝に発生することが多く、急激にぐったりとし、嘔吐をしたくても吐けない状態になり、多量のよだれを流します。

その後、呼吸困難や脈圧が低下するなどのショック症状を起こすと、治療は一刻を争います。

胃捻転の予防のためには、普段の食生活に留意しましょう。

フードの与えすぎや、食後すぐの運動をさせないようにしてください。

 進行性網膜萎縮(PRA)

網膜が徐々に薄くなり、最終的に失明する遺伝性の眼疾患です。

視力が低下し、臭いを嗅ぎながら歩く、暗い環境下で動くものに反応しない、夕方薄暗くなるとボール遊びのボールに反応できなくなるといった症状が現れます。

予防方法はなく、一度発症すると最終的に失明に至り、視力を取り戻すことはできません。

失明した場合は飼い主さんのケアが必要になりますが、犬は視覚以外の感覚を使って、ある程度は視覚の喪失を補うことができます。

 毛包形成不全

犬の毛のメラニン色素の形成や沈着に異常が起こり、脱毛を起こす遺伝性の病気です。

黒色の被毛のみが抜け落ちるのが特徴です。

生まれたときはほかの犬と変わりませんが、生後1か月齢になると徐々に脱毛が始まります。

命に関わる病気ではありませんが、美観上問題になる可能性はあります。

決定的な治療法はなく、緩和治療が主体です。

まとめ

知能が高い犬種なので、訓練やトレーニングも得意です。

ただし、しつけが難しい傾向があり、強引なトレーニングをすると反抗的な態度をとることもあります。

活動的な犬種なので、かなりの運動量が必要です。

運動不足でストレスがたまると、扱いにくい犬になってしまう可能性があります。

ドッグランで思い切り走らせたり、アジリティに挑戦するのもいいでしょう。

水泳も得意なので、夏は泳がせてあげるのもオススメです。

抜け毛の少ない犬種なので、被毛の手入れは比較的簡単です。

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