アラスカンマラミュートの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

がっしりとした太い骨格と強靭な筋肉が特徴的なパワフルな大型犬です。

外見からシベリアンハスキーと混同されがちですが、アラスカンマラミュートのほうが一回りほど大きく、目の色や耳の位置、しっぽやマズルの形も違います。

アラスカンマラミュートの歴史

起源ははっきりしませんが、古代から存在する犬種と考えられています。

アラスカに住んでいたイヌイットのマラミュート族に飼われてきました。

近年の研究では、オオカミとアラスカンマラミュートのDNAは極めて近いことがわかりました。

古くから人間とともに暮らしてきたアラスカンマラミュートは極寒の地の使役犬としてそりを引き、狩猟の供をしていました。

18世紀にアラスカで金鉱が発見され、多くの白人がゴールドラッシュでこの地を訪れました。

白人たちの間で犬ぞりレースが流行し、アラスカンマラミュートへの需要と人気が高まりました。

その後は外から持ち込まれたほかの犬との交雑がすすみましたが、1920年代になると保存運動の機運が高まり、純血種が見いだされて繁殖されるようになりました。

アラスカンマラミュートの性格

オオカミのような外見に似合わず、性格は穏やかで従順です。

人に対して愛情深く献身的ですが、頑固な面もあります。

社交的な性格で、知っている人間や犬とも喜んでじゃれ合うことができます。

アラスカンマラミュートに非常に多い病気

股関節形成不全

関節軟骨の変化による進行性の関節疾患です。

そのほとんどは加齢に伴って発生する原発性変形性関節症です。

この病気を完治させる治療法はなく、消炎鎮痛剤の投与やレーザー療法などによる痛みの管理が主な治療です。

肥満は変形性関節症を悪化させるので、体重オーバーにならないように日頃から体重管理を心がけましょう。

 甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンの分泌の減少によって、元気がなくなり、脱毛や肥満、低体温などの複数の症状が現れます。

とくに高齢犬に見られる病気で、免疫不全や遺伝性による甲状腺の機能不全、腫瘍や副腎皮質機能亢進症などが原因であると考えられます。

治療は甲状腺ホルモン薬の投与で、基本的に生涯投与し続ける必要があります。

胃捻転

大型の犬種に多く見られる病気で、胃が拡張してねじれを起こすことで発生します。

胃や周囲の血流が遮断されて急激なショック状態に陥り、突然死することもある緊急性の高い病気です。

一気食いや水のがぶ飲みと、その直後の運動による胃拡張が主な原因です。

散歩や運動の直後や早朝に発生することが多く、急激にぐったりとし、嘔吐をしたくても吐けない状態になり、多量のよだれを流します。

その後、呼吸困難や脈圧が低下するなどのショック症状を起こすと、治療は一刻を争います。

胃捻転を予防するためには普段の食生活に注意する必要があります。

フードの与えすぎのほか、食後すぐの運動をさせないようにしましょう。

まとめ

アラスカンマラミュートの寿命は10年前後といわれています。

大型犬の平均的な寿命といえますが、やはり飼育環境は犬の寿命に大きく関わってくる要因です。

アラスカンマラミュートは暑さに弱いので、日本の夏の気候には不向きです。

飼育する際には室温や気候に気を配る必要があります。

多くの運動を必要とする犬種です。

エネルギーが充分に消費されないとストレスをためてしまうことがあるので、暑さに充分注意しながら、毎日、朝晩30分以上の散歩を欠かさないようにしましょう。

独立心が強く頑固なので、しつけ方を間違えると命令に従わない性格になってしまいます。

小さい頃から主従関係をしっかり築けるように根気よくしつけることが肝心です。

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