アメリカンカールの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

アメリカンカールは、クルッと反り返った耳が特徴のねこで、スコティッシュフォールドとは異なり、外側にめくれ上がるように巻いています。

アメリカンカールの歴史

カリフォルニア州レイクウッド在住のルーガ夫妻が自宅玄関で見つけた黒く美しい長毛のねこは、外側に反りかえった不思議な形の耳を持っていました。

人なつこく愛らしいそのねこは、シュラミスという名前を与えられ、ルーガ家に迎えられました。

その半年後、1981年12月にシュラミスは子ねこを出産し、4頭の子ねこのうち、2頭はシュラミスと同じ形の耳を持っていました。

1983年には愛好家や繁殖家によってこのユニークなねこを品種として作成する計画が立てられ、繁殖が始まりました。

アメリカンカールの性格

好奇心旺盛ですが、とても穏やかで、人間と一緒に暮らすことはもちろん、他のペットとの同居にも向いています。

いたずらをすることが少ないので、仕事で留守番が多くなる家庭でも飼育することができます。

そのようなことから、はじめてねこを迎える飼い主さんにも適した猫種のひとつといえます。

アメリカンカールの耳の秘密

奇形を発現する遺伝子によるスコティッシュフォールドの垂れ耳とは異なり、アメリカンカールの耳の形状は健康なねこの突然変異が固定化したものです。

したがって、スコティッシュのような健康問題はありません。

アメリカンカールに非常に多い病気

もともと土着のねこをルーツにもつアメリカンカールは、多様な遺伝子を持つため、大変頑健であるとされています。

外耳炎

外耳の皮膚に炎症が起こる病気です。

アメリカンカールの耳は特殊な構造をしているため、手入れが行き届かないことで悪化するケースがあるようです。

外耳炎は慢性化することが多いので注意しましょう。

普段から耳を清潔に保つことで予防が可能ですが、間違った方法で耳掃除をすると、キズがついて、外耳炎を引き起こす原因になる場合もあります。

尿石症

腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結石ができる病気で、結石は膀胱や尿道を傷つけたり、尿道に詰まることがあります。

食事の内容とともに、ねこがもともとあまり水を飲まずに濃度の濃いオシッコをすることが原因のひとつで、ねこ自身の体質の影響も大きいです。

尿道に結石が詰まると尿が出なくなる尿道閉塞が起こり、命に関わる危険な状態を呈します。

結石の種類や大きさによって対応は異なりますが、食事療法から摘出手術までさまざまです。

再発しやすい病気なので予防が大切です。

食事の内容の見直しや、ねこがオシッコを我慢することがないようにトイレ環境の整備も考えましょう。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気で、高齢のねこが発症しやすいといわれています。

異常に活発になる、落ち着きがない、食欲が増進する、攻撃的になるなどの症状のほか、大きな声で叫ぶような鳴き方をし、夜鳴きもみられます。

一般的には、内服薬や療養食による内科的治療と、甲状腺を摘出する外科的治療があります。

なお、甲状腺機能亢進症を発症している場合は、心疾患や腎不全など、ほかの疾患を併発しているケースが多いといわれています。

慢性腎臓病

腎臓の機能が長期間にわたって緩やかに低下し続ける病気で、高齢のねこに多く見られます。

代表的な症状として体重の減少、食欲不振ですが、初期の変化は緩やかでなかなか気づきにくいものです。

多飲多尿の症状が見られたら要注意です。

病状が進行すると老廃物や有害物質を排泄できなくなり、やがて致死的な尿毒症を起こします。

知らないうちに病状が進行していることが多いので、定期的な健康診断の受診をおススメします。

一度壊れた腎臓は元に戻ることはありませんが、早期発見により投薬と食事療法で進行をおさえることができます。

まとめ

普段の生活で注意したいのは、耳を引っ張ったり、触ったりしないことです。

アメリカンカールはとても賢いねこで、教えたことを覚えるのも得意です。

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