アメリカンワイヤーヘアの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

アメリカンワイヤーヘアは見かけることの少ない珍しい猫種です。

特徴はなんといってもカールしている被毛で、ヒゲや耳周りの毛もクルンと曲がっています。

毛質はタワシぐらいの硬さと弾力があり、「ワイヤーヘア」という名前の由来になっています。

アメリカンワイヤーヘアの歴史

1966年ニューヨーク州ヴェローナの農場で生まれたアメリカンショートヘアの子ねこの中に、硬くごわごわとした手触りの毛質をもつオスがいました。

繁殖家のウィリアム・オシェアは、知らせを受けてすぐにこのねこを見に行き、50ドルで譲り受けました。

このねこはアダムと名付けられました。

オシェアはアダムを基礎にアメリカンショートヘアと交配させて品種改良をおこない、現在のアメリカンワイヤーヘアが生まれました。

アメリカンワイヤーヘアの性格

アメリカンワイヤーヘアはアメリカンショートヘアを基本に品種改良されたので、性格もアメリカンショートヘアと似ています。

明るく活発な性格で、動きは機敏で運動神経も抜群です。

好奇心旺盛でいろいろなことに興味を示し、人間の言葉もよく理解します。

飼い主さんには愛情深く接しますが、ねこらしいわがままさや自立心をもっています。

甘えん坊なところもあり、膝によく乗ってくるそうです。

平和で友好的ですが警戒心も強く、ほかのペットと仲良くなれるかどうかについては個体差によるそうです。

アメリカンワイヤーヘアに非常に多い病気

土着のねこであるアメリカンショートヘア同様、比較的頑健な猫種です。

遺伝性疾患は少ないとされていますが、ねこ特有の心臓病や循環器系、泌尿器系の病気などには気をつけましょう。

肥大性心筋症

心臓の筋肉が厚くなりすぎて体に充分な血液を送り出せなくなる病気で、遺伝性の素因が関連すると考えられています。

初期にはほとんど症状は認められません。

病気の進行に伴って徐々に活動の低下や疲れやすくなるなどの症状が出始め、心不全に進行すると呼吸や食欲に異常を認め、特徴的な症状としては咳をすることがあります。

血栓が血管に詰まって後ろ足の麻痺が起こったり、突然死する危険性もある病気です。

肥大型心筋症を治癒させる方法は今日の医療には存在しません。

治療は投薬による内科的な対症療法が中心になります。

慢性腎臓病

腎臓の機能が長期間にわたってゆるやかに低下し続ける病気で、高齢のねこに多く見られます。

代表的な症状として体重の減少や食欲不振がありますが、初期の変化は緩やかでなかなか気づきにくいものです。

多飲多尿の症状が見られたら要注意です。

病状が進行すると老廃物や有害物質を排泄できなくなり、やがて致死的な尿毒症を起こします。

知らないうちに病状が進行していることが多いので、定期的な健康診断の受診をおススメします。

一度壊れた腎臓は元に戻ることはありませんが、早期発見により投薬と食事療法で進行をおさえることができます。

尿路結石

腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結石ができる病気で、結石は膀胱や尿道を傷つけ、尿道に詰まることがあります。

食事の内容とともに、元来ねこがあまり水を飲まずに濃度の濃いオシッコをすることが原因のひとつで、ねこ自身の体質の影響も大きいです。

尿道に結石が詰まると尿が出なくなる尿道閉塞が起こり、命に関わる危険な状態を呈します。

結石の種類や大きさによって対応は異なりますが、食事療法から摘出手術までさまざまです。

再発しやすい病気なので予防が大切です。

食事の内容の見直しや、ねこがオシッコを我慢することがないようにトイレ環境の整備も考えましょう。

まとめ

アメリカンワイヤーヘアの被毛のお手入れには注意が必要です。

直毛の短毛種よりも抜け毛は少ないようですが、抜けた毛が体の表面にからまって落ちずにくっついていることもあるので、被毛のコンディションを毎日確認して、丁寧にブラッシングしてあげましょう。

縮れた抜け毛はカーペットなどに絡みやすく、掃除機でなかなか吸い取ることができません。

ゴム手袋などでこすると、抜け毛が表面に浮いて取りやすくなるそうですよ。

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