ねこの変形性関節症を解説

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ペットヘルスケア

変形性関節症は、骨同士が直接擦り合わないようにクッションの役割をする関節軟骨が破壊されて、関節が変形する病気です。

関節の変形によって、関節痛や歩行異常などの症状が出るようになります。

変形性関節症の症状

ねこの変形性関節症の症状は犬に比べてわかりにくいのが特徴です。

主な症状として、階段の上り下りを嫌がる、足を触ると痛がるといった症状があります。

そのほか、最近急に動かなくなった、元気がなくなったなど、一見関節の痛みとは関係のないような症状でも、よく調べてみると変形性関節症を発症していたというケースがあります。

変形性関節症の原因

原因は明らかになっていませんが、股関節形成不全や前十字靭帯断裂といった別の疾患から変形性関節症に発展するケースが多く見られます。

特定の品種(とくにスコティッシュフォールド!)や、加齢や肥満による関節軟骨のすり減りや外傷が原因で起こることもあります。

変形性関節症の予防方法

加齢による軟骨のすり減りを抑えることは難しいかもしれませんが、肥満防止や外傷のリハビリは可能です。

肥満の解消や関節になるべく負荷をかけないような生活習慣の見直しが有効です。

日頃から筋肉をつけることを心がけ、適度な運動をすることも予防方法のひとつです。

変形性関節症の治療

食事の管理

変形性関節症に起因する慢性痛に苦しむねこは活動性が低下する傾向があるので、肥満になる可能性があります。

人間の場合と同じようにねこの体重を減らすためには、バランスのよい低カロリーの食事に替える対策が有効です。

愛猫に適したダイエット食については、かかりつけの獣医師さんに相談しましょう。

適度な運動

適度な運動は欠かせません。

運動することによって、関節を支える筋肉を強化するトレーニングになります。

体への負担が少ない運動を、毎日適度におこないましょう。

トレーニングを続けることで関節の可動性が改善され、関節炎で動作が鈍くなったねこが再び活動的になることもあります。

愛猫が普段より強い痛みを感じている時は、痛みが鎮静化するまで運動を数日間休ませてください。

消炎鎮痛剤

消炎鎮痛剤は完治させるための治療薬ではありませんが、必要なときに痛みを抑えてくれます。

痛みがやわらぎ、動作性が改善され、関節の損傷の進行を防ぐことができます。

まとめ

変形した関節を元に戻すための完全な治療法はありません。

したがって、関節の痛みの緩和や症状の進行を遅らせることが具体的な治療方法になります。

どの病気にも共通していえることですが、早期発見が治療の一番の近道です。

変形性関節症は、主に中年期から高齢期に見られる病気ですが、まれに若年層でも発症することがあるので注意が必要です。

異変に気づいたら早めに動物病院に連れて行ってあげましょう。

できれば重症化する前に治療をはじめることが肝心です。

とくにスコティッシュの飼い主さんは、普段の生活をよく観察してくださいね。

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