バセンジーの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

原始的な犬種のひとつとされ、その特性を今もなお残しています。

前足と後ろ足を揃えて全身をしなやかに使って走る「ダブル・サスペンション・ギャロップ」という特徴的な走り方をします。

感情表現が神秘的で、アメリカでは「クック笑いの犬」という愛称をつけられています。

バセンジーの歴史

中央アフリカ原産で、現存する犬のなかで最古の犬種のひとつです。

紀元前から存在していたといわれ、エジプトのファラオの墓にはバセンジーが副葬されています。

それ以後、現地では狩猟犬として使役されていたと考えられています。

時はながれて1868年、中央アフリカで動物研究をしていたドイツ人のシュバインフルト博士がバセンジーを発見してヨーロッパに紹介しました。

バセンジーの性格

飼い主さんや家族に忠実で愛情深いのですが、他人には警戒心を緩めません。

野生の本能が働くためか、常に刺激のあるものを見つけようとして、落ち着きのない様子が見られます。

ほかの犬や動物に攻撃的になることがあるので、単体飼育がオススメの犬種です。

バセンジーのもっともユニークな特徴は吠えないことです。

嬉しいときにはヨーデルに似た声を出しますが、それ以外はほとんど吠えず、遠吠えもしません。

バセンジーに非常に多い病気

尿路結石

尿の通り道である腎臓、尿管、膀胱、尿道に結石が生じる病気です

遺伝的な要因のほか、ミネラルの過剰摂取や細菌感染などが原因であると考えられています。

代表的な結石の種類にはストルバイト結石、シユウ酸カルシウム結石があります。

頻尿や血尿、排尿の際に痛そうな様子が見られる場合は尿路結石の可能性があります。

結石の種類や結石ができる部位によって治療は変わりますが、排尿を促す内科的治療から外科手術まで対応はさまざまです。

ファンコニ症候群

腎臓の機能不全によって本来であれば尿として排泄されないタンパク質、ミネラルや電解質などの物質が排出されてしまう病気です。

遺伝的な要因によりバセンジーに発生しやすいとされています。

体にとって重要な物質の欠乏により、体のさまざまな機能が停滞していきます。

やがて腎臓へのダメージが蓄積されて尿そのものを生成できなくなる腎機能不全を引き起こし、最終的に多臓器不全を生じて死に至ります。

多飲多尿の症状が象徴的に見られ、病勢が進むと、体重減少や栄養不良による毛艶や皮膚コンディションの悪化が次第にみられます。

この段階になって、ようやく飼い主さんが気づくことが多いようです。

ファンコニ症候群の完治は難しく、病状は次第に進行していきます。

腎機能不全に陥らないように、尿として排泄される必要成分を補い続ける治療が必要です。

バセンジー腸疾患

フードの中のアレルギー物質やウィルスなどが原因でアレルギー反応が起こり、腸の粘膜が傷ついて栄養分を吸収できなくなる病気です。

バセンジー特有の免疫学的反応が関与していると考えられています。

軽症例ではほとんど症状を示さない場合もありますが、慢性的な嘔吐や下痢、食欲不振や体重減少などの症状がみられます。

予防のためには、アレルゲンの特定が求められます。

根本治療は難しいですが、軽症であれば食事療法のみでコントロールができる場合もあります。

症状が中度以上であれば抗菌剤や消炎剤、免疫抑制剤を投与します。

溶血性貧血

免疫機能に異常がおこり、血管、脾臓、肝臓、骨髄などにある自分自身の赤血球を破壊してしまう病気で、オスよりもメスに多いとされています。

遺伝的な素因が大きいといわれていますが、感染症や悪性腫瘍が引き金となって二次性に起こるケースもあります。

食欲不振や息切れなどの症状や貧血を呈し、貧血になると舌や口の粘膜が血色を失い、白っぽく見えるようになります。

異常な免疫機能を抑える治療として、一般的にはステロイドが使用されることが多いですが、脾臓を手術で摘出することもあります。

まとめ

バセンジーは元気いっぱいで活動的な犬種です。

体格のわりに力が強く、動くものに本能的に反応してしまうので、リードはハーネスではなく、チョークチェーンをおススメします。

暖かい国出身の犬なので、寒さは苦手です。

また、犬の発情は年に2回ありますが、バセンジーは1回しかないのも特徴のひとつです。

バセンジーは体臭が少ないのも飼いやすいポイントです。

マイペースでしつけやトレーニングを好まないので、服従訓練やしつけには根気が必要です。

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