バセットハウンドの特徴とかかりやすい病気を解説

スポンサーリンク
犬とねこ

バセットハウンドは短毛で、顔や全身に垂れ下がった皮膚を持つ、垂れ耳で短足胴長の中型犬です。

ファッションメーカーのキャラクターになったり、マンガの主人公になったりと、その独特な外見から、コミカルな印象が強いわんちゃんです。

バセットハウンドの歴史

バセットハウンドはフランス原産の猟犬で、16世紀から存在したという記録があります。

それ以前にベルギーの寺院で飼育されていたセント・ヒューバード犬の子孫がバセットハウンドの基礎犬になったと考えられていますが、短足胴長になったのは選択繁殖の結果なのか、突然変異でそうなったのか、いつ頃のことなのか等、詳しいことはよくわかっていません。

18世紀後半から19世紀になるとヨーロッパでウサギ猟が流行し、バセットハウンドはハンターの良きパートナーになりました。

バセットハウンドの性格

バセットハウンドはのんびりとして穏やか、猟犬なのに争いを好まず辛抱強い優しい犬ですが、マイペースで頑固な面があります。

子どもの相手も上手で、他犬ともフレンドリーに接することができます。

バセットハウンドに非常に多い病気

バセットハウンドは遺伝性疾患の種類が比較的多い犬種で、体型に起因する関節の病気や、眼病が多くあります。

また、遺伝病ではありませんが、皮膚疾患の起こりやすい犬種とされています。

椎間板ヘルニア

その体型からダックスフンドと並んで、椎間板ヘルニアを発症しやすい犬種です。

若い頃にしっかりと運動をして筋肉をつけて太らせないように注意しましょう。

チェリーアイ

下まぶたの内側にある瞬膜は眼球を保護し、涙を分泌する大切な役割を担っています。

チェリーアイは、瞬膜の根元の付け根がゆるむことによって起こり、ほとんどは1歳未満の子犬が発症します。

涙や目やに、角膜や結膜が炎症を起こし、違和感から眼をこすって眼球を傷つけてしまいます。

炎症を抑える点眼薬を持続的に使用し、エリザベスカラーを装着して眼をこすらせないようにしましょう。

一般的な外科治療は、飛び出した瞬膜を元の正常な位置にもどして縫い合わせる方法ですが、手術後も再発の可能性があります。

皮膚病(膿皮症、真菌症、脂漏性皮膚炎、外耳炎)

膿皮症の多くはブドウ球菌によるもので、再発することも多い皮膚病です。

バセットハウンドの場合は、そのほか真菌を原因とする皮膚病も多くみられます。

脂漏性の場合は、アレルギー反応のケースが多く、皮膚がフケとなってボロボロ剥がれてきます。

垂れ耳のバセットハウンドはダニや細菌による外耳炎にかかることも多いです。

細菌性の皮膚炎の場合は抗菌系の塗り薬を、アレルギー性の場合はステロイド剤を投与する治療になります。

尿石症

尿路に結石を生じて血尿や頻尿、排尿困難などの症状が現れる病気で、結石ができる部位によって、腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石と呼ばれます。

血尿や頻尿がおもな症状ですが、尿道が結石でふさがれている場合は命に関わります。

尿石症を予防するための一番大切な方法は充分な水分補給です。

治療は結石を溶かす療法食もしくは、大きな結石の場合は開腹手術がおこなわれます。

また、フードを変えると、体内のミネラルバランスが整い、結石の予防につながります。

気管虚脱

気管虚脱は、気管の軟骨が歪んで潰れたような形になって呼吸が苦しくなる病気です。はっきりとした原因はわかっていません。

シニア犬に多くみられ、遺伝的素因の可能性が高い病気です。

咳や呼吸困難が出ている場合は、咳止めや気管を拡張する内服薬を使用しますが、状態によって気管の形を維持するための外科手術を選択します。

バセットハウンド血小板障害

バセットハウンド特有の血液の病気で、発症すると傷口や粘膜からの血液が止まらなくなります。

避妊去勢など出血を伴う手術を予定している場合には、あらかじめ血液検査をしておきましょう。

遺伝性なので事前の対策はなく、万が一発症してしまったときは輸血で対応することになります。

まとめ

バセットハウンドは、もとは猟犬ですがスポーティなタイプではないので、あまり多くの運動量は必要ありませんが、胴長の体型でヘルニアになりやすい傾向があるので、体づくりをする若犬の時期にしっかり筋肉をつけておきましょう。

賢く温厚な犬ですが、熱中していると飼い主さんの指示を無視して自分の世界に入り込むことがあるので、しつけは根気よくおこないましょう。

吠え声が大きいので、都市部での飼育については近隣への配慮が必要です。

【安心犬活】健康フードで愛犬の健康寿命を延ばす

【安心犬活】健康の基本は上質なフードから

タイトルとURLをコピーしました