バーマンの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

「ビルマの聖猫」と呼ばれるバーマンは、神秘的な伝説が残るねこです。

輝くような被毛と吸い込まれそうなブルーの瞳、そしてなにより、白いソックスを履いているような足先のポイントカラーがバーマンのチャームポイントです。

バーマンの歴史

ミャンマー(ビルマ)原産とされていますが、猫種として成立した時期ははっきりわかりません。

昔からミャンマーの寺院では、ネズミ退治のためにねこが飼われていたようで、クメール王朝時代(9~15世紀)の記録にも、バーマンに似たねこが紹介されています。

20世紀初め、イギリスと清がミャンマーの覇権を争い、内乱によって治安が乱れていました。

そんな中、寺院を警護していたイギリス軍人が持ち帰った2頭のねこが、初めて西欧に渡ったバーマンのルーツだとされています。

その後、このねこと毛色の似ているシャムや長毛のねこを交配し、計画繁殖されて現在の姿に固定されました。

バーマンの性格

落ち着きがあり優しく、家中を飼い主さんについて回るなど、大きな体の甘えん坊です。

家族を愛し、ほかのペットとの同居も問題はありません。

辛抱強く、子どもとの付き合い方も大変上手です。

鳴き声はやわらかく洗練されているという感想をよく聞きます。

バーマンに非常に多い病気

バーマンには遺伝性疾患がいくつかあります。

股関節形成不全

太ももと骨盤を結合する股関節にみられる先天性異常です。

多くは成長期に発症し、うさぎ跳びのように同時に蹴るように歩く、腰を左右に振りながら歩くなどの歩行異常があります。

痛みを伴うため、しっかりとした座り方ができず、横座りをしたり、股関節が脱臼するケースもあります。

予防は困難ですが、目に見えてわかる症状が出やすいので、異変に気づいたら、すぐに動物病院で診察を受けましょう。

軽症であれば安静にすることが治療の中心になりますが、痛みを感じている場合は、抗炎症薬や鎮痛薬を投与します。

犬の股関節形成不全では外科手術を選択するケースもありますが、ねこの場合はほとんど手術の実績はないようです。

先天性白内障

目の中の水晶体が白く混濁し、視力が低下していく病気です。

ねこは犬に比べて白内障にはなりにくいといわれていますが、シャムやバーマンは先天的白内障の症例を散見します。

点眼や内服薬などの内科治療によって白内障の進行を遅らせること治療が中心になります。

一度失われた視力を戻すことはできません。

肥大性心筋症

心臓の筋肉が厚くなりすぎて体に充分な血液を送り出せなくなる病気で、遺伝性の素因が関連すると考えられています。

初期にはほとんど症状は認められません。

病気の進行に伴って徐々に活動の低下や疲れやすくなるなどの症状が出始め、心不全に進行すると呼吸や食欲に異常を認め、特徴的な症状としては咳をすることがあります。

血栓が血管に詰まって後ろ足の麻痺が起こったり、突然死する危険性もある病気です。

肥大型心筋症を治癒させる方法は今日の医療には存在しません。

治療は投薬による内科的な対症療法が中心になります。

慢性腎臓病

腎臓の機能が長期間にわたってゆるやかに低下し続ける病気で、高齢のねこに多く見られます。

代表的な症状として体重の減少、食欲不振ですが、初期の変化は緩やかでなかなか気づきにくいものです。

多飲多尿の症状が見られたら要注意です。

病状が進行すると老廃物や有害物質を排泄できなくなり、やがて致死的な尿毒症を起こします。

知らないうちに病状が進行していることが多いので、定期的な健康診断の受診をおススメします。

一度壊れた腎臓は元に戻ることはありませんが、早期発見により投薬と食事療法で進行をおさえることができます。

まとめ

バーマンはあまり運動が好きではなく、太りやすい傾向があります。

食事のコントロールとともに、一緒に遊んであげるなどして運動不足を解消しましょう。

被毛はさらさらしてもつれることは少ないですが、毎日のブラッシングが必要です。

トイレや爪とぎの場所は早い段階で覚えてくれるので、しつけの苦労は少ないと思います。

 

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