ビションフリーゼの特徴とかかりやすい病気を解説

ペットヘルスケア

ふわふわの白い被毛と大きな黒い目がかわいいビションフリーゼは、ぬいぐるみやグッズが多く販売されるなど、近年人気急上昇中の犬種です。

ビションフリーゼの歴史

原産国はフランスあるいはベルギーとされ、地中海沿岸に存在したテネリフェという犬がビションフリーゼの祖先で、近縁にはボロニーズやマルチーズといった白い小型犬があります。

テネリフェは16世紀から18世紀にかけてフランスやベルギーの貴族たちの寵愛を受けた犬で、やがて小型化がすすめられてビションの名で呼ばれるようになりました。

フランス革命が勃発すると、貴族の犬として迫害の対象となるなど悲しい歴史もありましたが、フランスやベルギーの繁殖家たちの賢明な努力によって犬種の血統の復元がおこなわれて現在に至ります。

ビションフリーゼの性格

家族によく懐き、陽気で社交的な性格で、貴族の抱き犬として改良されてきた歴史から、とても甘えん坊です。

小さい体の割に活発で、運動好きな一面もあります。大変賢く、人のいうことをよく聞き、しつけのしやすい犬種です。

犬種特有の習性として、急に物凄い勢いで走り回る「ビションブリッツ」があります。

突然スイッチが入ったように見えることから、「ビションスイッチ」と呼ばれることもあります。

ビションブリッツは、場所を問わずに起こります。しばらくの間走りつづけて満足すれば自然に止まります。

家の中では障害物によるケガ、外では脱走や道路への飛び出しに注意しましょう。

ビションフリーゼに非常に多い病気

ビションフリーゼは遺伝性疾患が少なく、長命な犬種です。

ただし、くるくるした巻き毛はお手入れしないと毛玉ができやすく皮膚炎になることもあります。また、関節の病気にかかりやすい傾向があります。

急性湿潤性湿疹

急性湿潤性湿疹は、別名ホットスポットと呼ばれる皮膚疾患で、ビションフリーゼのようなアンダーコートが密生した犬種がかかりやすいといわれています。

病名の通り、突然発症すると、あっという間に病状が進行します。

痒みや違和感による掻きむしりや舐めるような行動がみられ、その部位が脱毛したり、掻きむしった傷から出血することもあります。

軽症であれば、患部を薬用シャンプーで洗浄して消炎剤や痒み止め、抗菌剤を使用することで治まります。重症の場合は、内服薬やステロイドを使用して治療します。早急に動物病院で処置すれば、数日から2週間ほどで治ります。

外耳炎

外耳炎は細菌、真菌、耳ダニなどの寄生虫やアレルギーが原因で発症し、垂れ耳のビションフリーゼには症例が多く見られます。

犬の外耳炎は家庭での耳掃除や薬剤塗布では完治しないことが多いので、動物病院で原因を調べたうえで適切な治療をしましょう。

一般的には点耳薬などで治療をおこないます。耳ダニが原因の場合は駆虫薬を使用し、アレルギーがある場合は抗アレルギー治療をおこないます。

膝蓋骨脱臼

後ろ足の膝蓋骨が正常な位置から外れてしまう状態を膝蓋骨脱臼といいます。

症状が軽度であればスキップのような歩き方がみられ、重度になると歩行困難になって足を地面につけることもできなくなります。

治療は症状の進行と年齢によって異なります。症状が軽い場合は鎮痛剤やレーザー治療などで症状を緩和させる場合もありますが、根本的な治療は外科手術です。

尿路結石

尿中のカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが結晶化して結石になります。

結石が尿道に引っかかると、何度もトイレに行くのに尿の量が少なかったり、排尿する時に痛がるといった症状がみられます。

細菌が尿路に感染したり、飲む水の量が少なすぎることによって結石ができることがあり、ドッグフードのミネラルバランスが合わないために結石ができやすくなることもあるようです。

治療の方法は結石の大きさや種類、位置によって異なり、大きな結石は手術で取り出すのが一般的ですが、食事療法で排出をうながす場合もあります。

まとめ

ビションフリーゼは比較的健康な犬種で、しつけも難しくありません。

飼い主さんのことが大好きで寂しがりやの性格ですから留守番が苦手です。

ある意味八方美人的な性格なので、ストレス性の疾患に注意しましょう。

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