ねこがほとんど瞬きをしない理由を解説

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ペットヘルスケア

ねこは瞬き(まばたき)の回数がとても少ないので、真剣に観察していないとなかなか見ることができません。

今回は、ねこの瞬きが少ない理由や瞬きの意味について解説します。

ねこはあまり瞬きをしない動物

ねこは、1分間に3回ぐらいしか瞬きをしません。

瞬きをする理由はねこも人間とほとんど同じで、ピント調節のほか目の乾燥防止と異物の除去の働きがあります。

緊張したり興奮したり怯えたりすると、瞬きの回数が増えます。

その反対に、瞬きをせずじっと見続けるのは緊張している状態です。

ねこがゆっくり瞬きをするのはリラックスした様子を表現しています。

第三眼瞼(瞬膜)とはなにか

ねこや犬など哺乳類の多くや、鳥類、爬虫類、両生類、魚類の一部には、人と同じ上下のまぶたのほかに、目頭から目尻に向かって閉じる第三のまぶた、第三眼瞼(瞬膜)と呼ばれる薄い白い膜があります。

ねこの第三眼瞼は、普段はまぶたの下にしまわれていて見えませんが、眠くなったときや瞬きをしたときに、にゅんと伸びて目を覆う様子が見えることがあります。

ちなみに、人間にも第三眼瞼の名残があります。

人間の第三眼瞼は目尻にある半月ひだ(目の内側にあるピンク色の部分)として残っていますが、機能は退化しています。

人間やそのほかの動物の瞬き

人間をはじめ霊長類は瞬きが多い

人間やチンパンジー、ゴリラを含む霊長類は瞬きが多い部類に入ります。

ウサギやねずみはほとんど瞬きをせず、犬は25~30秒に一回、ホッキョクグマは12.3秒に一回、ラクダは7秒に一回というデータがあるそうです。

第三眼瞼が発達している鳥類と両生類は、第三眼瞼を閉じることで目を保護しているので、瞬きの回数はかなり少ないです。

瞬きの回数と視力の関係

瞬きには目の乾燥を防ぎ、角膜を清潔に保つ働き以外に、ピントを調整する役割があります。

人間の赤ちゃんの瞬きが少ないのは、視力が弱いためピントを頻繁に調整しないからだという説があります。

この説が正しいとすれば、視力が良い動物ほど瞬きが多いといえるかもしれません。

ちなみに、ねこや犬の視力は人間よりも弱いです。

まとめ

愛猫の瞬きには、飼い主さんに対する愛情表現の意味があるという説があります。

家族や飼い主さんを見ている時にする瞬きは、「敵意がなく、自分自身もリラックスしている」という状態を表しています。

飼い主さんに呼ばれた時や目が合った時に、返事をするように瞬きをする子がいます。

愛猫からゆっくり「パチッ、パチッ」と瞬きを向けられたことがある飼い主さんも多いのではないでしょうか。

これらのサインには、愛情や信頼などの意味があるといわれています。

目を細めたり、片目だけを閉じたり、両目をギュッと閉じたりするのも同じく愛情表現です。

愛猫のさまざまな愛情表現方法を知っておくと、そのしぐさをしてくれた時の嬉しさはひとしおですね。

なお、瞬きが多い場合は、結膜炎や眼瞼内反症などの病気の可能性があるので注意しましょう。

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