ボストンテリアの特徴とかかりやすい病気について解説

ペットヘルスケア

ボストンテリアは白黒の被毛に短い尻尾をもつ、立ち耳の小型犬です。小柄ですが筋肉質でパワフルなワンちゃんです。

顔立ちはブルドッグの系統ですが、性質やプロポーションはテリアの影響が強く出ています。

ボストンテリアはタキシードを着たように見える被毛から「小さなアメリカ紳士」とも呼ばれています。

本国アメリカでは12000頭以上、日本でも1600頭以上登録されている、人気の小型犬種です。

ボストンテリアの歴史

ボストンテリアの原産国はアメリカです。

1870年代にマサチューセッツ州ボストンで、白いイングリッシュテリアとブルドッグを交配して産まれた4頭の犬がボストンテリアの祖先です。

ボストンテリアはアメリカの名門大学・ボストン大学のマスコットとして有名で、日本の漫画「のらくろ」のモデルになったともいわれています。

ボストンテリアの性格

家族だけでなく誰にでもフレンドリーな性格で、子どものいる家庭にも向いています。

無駄吠えが少ないので、マンションなどの集合住宅で飼うにはぴったりです。

感受性が高く、飼い主さんの表情や声から気持ちを敏感にくみ取る頭のよさがある一方で、しつけが難しい欠点もあります。

問題行動を起こしやすく、一度興奮するとなかなか治まらない傾向があります。

ボストンテリアに非常に多い病気

ボストンテリアは運動が大好きですが、太りやすい傾向があり、鼻ぺちゃの短頭種のため体温調整が苦手です。

また遺伝性疾患も比較的多いとされています。

肥満細胞腫

肥満細胞腫は皮膚や皮下にできる悪性腫瘍です。

予防することは難しく、ボストンテリアのほかパグに多くみられ、中年齢以降の発症が報告されています。

肥満細胞腫は皮膚からリンパ節、脾臓、肝臓、骨髄への転移が多くみられます。

脳内に腫瘍ができると、てんかん発作を起こしたり、クッシング症候群の原因になります。

転移する前の小さな腫瘍であれば完全に摘出できる場合が多いので、皮膚の下に小さなコブを発見したら放置せずに病院に相談しましょう。

外科手術ができない場合は放射線治療や化学療法を組み合わせた治療を選択します。

白内障

ボストンテリアの白内障は遺伝性で、早くて4~5歳ごろから発症するといわれています。

近年では症状の進行を抑える目薬などがありますので、早期発見が大切です。

また、紫外線が目を直撃しないように、夏の暑さ対策も兼ねた工夫をしてあげたいものです。

短頭種気道症候群

短頭種のかかりやすい疾患として、口の中で上顎の肉が垂れ下がって気道を塞ぐ軟口蓋過長や気管狭窄があり、これらの症状を総合して短頭種気道症候群といいます。

肥満によって症状がひどくなることが多いので、体重管理は大切です。

呼吸音がいつもより大きく感じる場合は、動物病院に相談してください。

通常は経過観察になりますが、外科手術をする場合もあります。

難聴

ボストンテリアは遺伝的に片耳または両耳の難聴が発生しやすい犬種です。

子犬を家に迎える前に障害の有無をブリーダーに確認するようにしましょう。

チェリーアイ

眼頭から赤いもの(瞬膜)が飛び出して、サクランボのように見えることからこのように呼ばれます。

1歳未満で発症することが多く、見た目でわかることもありますが、目を気にする行動が多くなってから飼い主さんが気づくケースもあるようです。

飛び出した瞬膜を押し戻すと一時的に戻りますが、自然治癒することはなく、また飛び出してきます。

内科治療で治癒させることが難しく、一般的には外科的な処置が検討されます。

チェリーアイはそれだけで命に関わる病気ではありませんが、放置しておくとほかの目の病気を併発するリスクがあります。

まとめ

ボストンテリアはややしつけが難しい犬種だといわれています。

子犬を家に迎えてから長時間の留守番をさせた結果、成長してからもトイレの失敗や問題行動が目立つという事例が目立ちます。

顎の力が強いため、強すぎる甘噛みや家具の破壊に悩む飼い主さんも多いようです。

ボストンテリアは短毛なので被毛の手入れは楽ですが、抜け毛が多い犬種です。

まめにブラッシングをして、暑さ対策と寒さ対策を忘れないようにしましょう。

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