ブルテリアの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

ブルテリアは、のっぺりとした顔つきが特徴的で、がっしりとした体躯に可愛らしくひょうきんな表情が魅力のユニークな犬種です。

飼い主さんを喜ばせることが大好きで、人間らしい行動を見せることもあるこのワンちゃんに心を奪われる人も多いと思います。

今回は、ブルテリアの特徴と気をつけたい病気について解説します。

ブルテリアの歴史

ブルテリアは1700年代中頃、ブルドッグとテリアの交配によってつくりだされたイギリス原産の犬種です。

イギリスでは犬と牛を闘わせるブルベイティングや熊と闘わせるベアベイティングが流行していましたが、1835年にこれらの見世物が禁止されると、犬同士を闘わせる非合法の闘犬がおこなわれました。

この違法闘犬のリングで活躍したのがブルテリアでした。

その後、闘犬が廃止されるとブルテリアは絶滅の危機に瀕しましたが、愛好家が犬種を家庭犬として存続するための活動を続け、温和な性格に改良されていきました。

ブルテリアは大きい犬から小さい犬までサイズのバリエーションがあり、小さいサイズのミニチュア・ブルテリアはパートナードッグとして大変人気があります。

ブルテリアの性格

ブルテリアは活動的で遊び好きな犬種です。

家族に対する愛情や忠誠心は深いのですが、見知らぬ人間に警戒心を見せることがあります。

闘犬としての勇敢さや頑固さは残っていますが、自ら攻撃することはほとんどありません。

しかし、一度噛みつくとその威力は凄まじく、制止することが難しくなる場合があります。

ブルテリアは狩猟本能が強く、ねこやウサギなど他のペットとの同居は難しいといわれています。

頭のいい犬種ですが、やや無駄吠えも多く、攻撃性の抑制など、しつけが難しい部類の犬種だと思われます。

ブルテリアに非常に多い病気

水晶体脱臼

水晶体脱臼は、眼球のなかの水晶体を支える筋肉の腺維が傷ついたり切れる症状です。

ブルテリアでは3~6歳の成犬が発症し、遺伝性のケースが多いといわれています。

緑内障やぶどう膜炎を伴うことがあり、激しい目の痛みや角膜の炎症があり、水晶体の白濁が見られます。

最終的に視力が低下して失明することもあります。

治療は点眼治療のほか、水晶体を摘出する手術がおこなわれます。

遺伝性疾患の場合は予防が難しいのですが、動物病院で定期的に目のチェックをして早期発見に努めましょう。

上皮小体機能低下症

別名、副甲状腺機能低下症とも呼ばれます。

喉にある副甲状腺の外傷や炎症などが原因で、副甲状腺から出るパラトルモンという副甲状腺ホルモンの働きが低下する病気です。

パラトルモンが機能低下するとカルシウム不足になり、発症すると神経質で落ち着きがない状態になり、テタニーという痙攣発作を起こします。

この病気は根本治療ができません。

発症した犬の生涯にわたって、カルシウムとビタミンDの投与がおこなわれます。

腎臓病

犬の腎臓病はおもにシニア期に発症する傾向があるのですが、ブルテリアは若いうちから腎臓の病気になりやすいといわれていて、遺伝性疾患としての注意が必要です。

慢性腎臓病の場合、初期段階では飼い主さんはほとんど気づきません。

腎臓の機能が50%以上失われてから、初めて目に見える症状が出てくるといわれているので、早期発見のためには定期的な検査が必要です。

腎臓の機能を回復させることはできないので、出ている症状を抑えて進行をゆるやかにすることが目的の治療になります。

聴覚障害

ダルメシアンとともに、ブルテリアには遺伝性の聴覚障害を持っている血統が存在するので注意が必要です。

まとめ

ブルテリアはとても活動的なので、毎日の運動や散歩が欠かせません。

運動不足からくるストレスに注意しましょう。

先天性疾患も多い犬種なので、定期的な検査も忘れずに受診してください。

しつけは最初が肝心です。

パートナーとして生活を共にするためにも、正しい知識を持って接するように心掛けてください。

愛情を持って接すれば、しっかりとした信頼関係を築くことができるでしょう。

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