【申し訳ない】人間の水虫がねこにうつるらしい

ペットヘルスケア

「水虫」と聞くと人間だけが罹患するイメージが強いですが、実はねこにも伝染することがあるのだそうです。

水虫は同居ペットや家族にもどんどん広がる危険性がありますから、治療とともに適切な感染防止が必要です。

人間の水虫がねこにうつる?

人間の水虫の原因はカビ

人間の水虫は正式には「白癬」とよばれる感染症で、皮膚糸状菌という真菌(カビ)が引き起こす皮膚病です。

水虫を起こす皮膚糸状菌は世界に数十種類存在するそうですが、日本ではこのうち10種類程度が認められていて、なかでもトリコフィトン・ルブルムとトリコフィトン・メンタグロフィテスというカビによる水虫が多いそうです。

これらのカビはケラチンというタンパクを栄養として生きていて、皮膚や爪といったケラチンが多く存在する場所に感染します。

犬猫に感染するカビ

一方で犬猫に感染する代表的なカビには、ミクロスポルム・カニスやミクロスポルム・ジプセウムがあります。

カビには基本的に宿主特異性という特性があり、主に人間だけに感染するカビ(好人性)と、犬猫に感染するカビ(好獣性)にわかれているのですが、人間とペットが密接に生活していると、人間から犬猫に、また犬猫から人間に、まれに感染する場合があるのです。

ねこが水虫に感染するリスクはどれぐらいあるのか

動物病院の情報によれば、基本的に人間の水虫がねこにうつる可能性はそれほど高くないといわれていますが、うつることが全くないわけではありません。

また、犬猫から人間への逆パターンについても同様です。

感染のリスクはよくわかりませんが、お互いの免疫力が落ちている場合や飼い主さんの水虫の程度によって、感染力は異なるのでしょう。

ねこが水虫に感染するとどうなる?

人間の場合はバスマットやスリッパなどを共同使用することで足に付着ついたカビが感染するケースが多いですが、ねこの場合は、人間の感染部位に触れたり、舐めるなど接触することで水虫に感染します。

水虫に感染すると毛が円形状に抜けて、だんだんと脱毛範囲が広がっていきます。

とくに耳や四肢などの部分にできやすく、皮膚がフケっぽくカサカサして赤くなって、痒みも伴います。

悪化すると大量のフケや細菌の二次感染などによってさらに強い痒みを引き起こし、頻繁にかきむしり過度に体を舐めるようになります。

治療方法について

動物病院では、脱毛が起きている病変部に外用薬を塗布し、薬浴などによる局所的な治療をおこないます。

脱毛範囲が広がり病変部が広範囲に及んでいる場合は、薬を飲ませる内科療法をおこないます。

ねこちゃんの治療以外に、住居のまめな掃除と消毒も必要です。

飼い主さんが水虫であることがわかっているのであれば、当然ですが飼い主さん自身の治療も必要ですね。

まとめ

ねこが水虫に感染した場合は、早めに動物病院を受診して適切な治療をおこないましょう。

ときにねこ自身のストレスによる免疫力の低下によって日和見感染を起こすこともあるので、ストレスを与えないように心のケアにも気を配りましょう。

治療の間は同居しているペットがいれば隔離して、徹底的な掃除と消毒をおこないます。

抜け落ちた体毛やフケにはカビが付着しています。水虫に感染したねこに接触した後は必ず手を綺麗に洗い流して、感染が広がらないように生活環境に配慮しましょう。

感染を防ぐには手洗いなどの予防が大切です。

水虫に感染したねこに触ったり、顔にスリスリしたりしたあとは必ず手や顔を洗ってくださいね。

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