ブリティッシュショートヘアの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

ブリティッシュショートヘアはイギリスに昔から暮らしていた人気のある猫です。

イギリスの有名な小説「不思議の国のアリス」に登場するチェシャ猫は、ブリティッシュショートヘアがモデルであるといわれています。

がっしりと力強い体つきをしていて、大きくて丸い顔に丸い目、ふっくらと幅の広い頰に小さな耳が特徴で、愛嬌のある顔をしています。

さまざまな毛色や柄がありますが、ブルーと呼ばれるグレーの毛色が人気です。

ブリティッシュショートヘアの歴史

ブリティッシュショートヘアの歴史は古く、その祖先はローマ帝国によってイギリスに持ち込まれました。ローマ軍はネズミから食料を守るために海外遠征にねこを連れてきたのです。

イギリスにやってきたねこたちはその後、農場や家庭でネズミ退治をしながら暮らしてきました。

1820年代からイギリスで計画的に繁殖されはじめ、1871年にロンドンで開かれた世界初のキャットショーで紹介されるとたちまち大人気となり、1901年にはイギリスで自国の猫として公認されました。

ブリティッシュショートヘアの性格

跳び回って遊ぶことよりも、静かに過ごすのが好きな穏やかで優しいねこです。

自立心が強く堂々としていますが、人と一緒にいることも大好きです。

飼い主さんに対して忠実で愛情深く、そばにいることが好きですが、撫でられたり抱っこされるのは苦手で、過度に人の気を引こうとすることはありません。

世話をする飼い主さんだけでなく、家族みんなに愛情深く忠実に接してくれますが、知らない人には素気ない態度をとります。

ブリティッシュショートヘアに非常に多い病気

ブリティッシュショートヘアはほかの猫と比べて寿命が長い傾向にあります。

遺伝性の疾患は少ない方ですが、ねこ特有の疾患には注意が必要です。

糖尿病

糖尿病は猫種によらず多くみられ、肥満やストレス、偏った食事、加齢などが発症の要因です。

初期には多飲多尿や食欲はあるのに体重が減るといった症状がみられ、進行すると白内障や腎疾患、肝疾患などの合併症を起こします。

定期的に検診を受けるとともに、飲水量や尿量、体重のチェックをこまめにおこなって、気になる点があれば動物病院で受診し、軽度のうちに発見できるようにしましょう。

尿石症

尿中のミネラル成分が腎臓、膀胱、尿道などの泌尿器官で結晶化し結石になることで、頻尿、血尿、発熱、食欲不振などの症状があらわれます。

排尿の際に背中を丸めて痛がる様子を見せることもあり、結石が尿路に詰まって尿道閉塞を起こすと尿毒症や膀胱破裂を起こす危険があります。

尿道が閉塞した場合は、超音波やカテーテルによる治療のほか、外科手術をすることもあります。

予防としては、肥満にならないようにすることや新鮮な水をいつでも飲めるようにすること、排尿しやすい環境づくりをすることやストレスを溜めないようにするなどがあげられます。

肥大型心筋症

肥大型心筋症は、ねこに多い心臓病のひとつです。

遺伝性の場合は若いころから発症する場合もありますが、基本的には高年齢で多く、オスの方がかかりやすいといわれています。

病状が進行すると、心不全を起こしたり、大動脈血栓塞栓症による後ろ足の麻痺がみられ、突然死する危険性もあります。

愛猫がシニア期に入ったら、定期的な聴診や胸部レントゲン、心臓のエコー検査などで健診をおこなって、症状が出る前からケアしてあげましょう。

遺伝性疾患について

ブリティッシュショートヘアの遺伝的な関与が疑われている疾患としては、上記の肥大型心筋症のほかに、血友病や多発性嚢胞腎があるといわれています。

まとめ

ブリティッシュショートヘアは静かに過ごすことを好み、穏やかで優しく、飼育にはあまり手のかからないねこです。

短毛で毛がもつれたり絡まったりすることも少なく、お手入れも簡単です。

筋肉質な体を保つために、高タンパク、高カロリーの食事が望ましいのですが、肥満にも注意が必要なので、食べ過ぎには気をつけましょう。

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