ねこの自動車事故とドライバーが注意するポイントを解説

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ねこは殺処分の数より、車に轢かれて交通事故死する数の方が多いという現実があります。

素早い動きができるはずのねこが自動車を避けることができない原因とともに、ドライバー側の心がけについても解説します。

ねこが自動車事故に遭う原因

発情期のため

メスのねこは日照時間が長くなる1月から9月にかけて発情します。

発情期になると、メスは交配相手を求めて活発に動き回ります。

メスは1回の発情期で複数のオスと交配するので、周りにオスが集まってメスを取り合います。

発情期にはオス、メスともに相手を求めることに没頭して周りがみえなくなるため、交通事故に遭いやすくなるのです。

真空行動(または真夜中の運動会)

ねこ特有の行動に「真空行動」というものがあります。

特段環境の変化がないにも関わらず、飼いねこが夜中に突然、全速力で走り回ることがあります。

真夜中の運動会といわれる行動です。

飼い主さんから見れば、発作か病気かと心配するほどの激しい暴れ方です。

これには理由があります。

ねこはもともと狩りをする動物です。

餌をちゃんともらっている飼いねこや保護ねこは、狩りなどしなくてもいいわけです。

獲物に気づかれないように飛びかかるとか、迫りくる危険から身をかわすといったこともなく、普段はのんびりと暮らしていますが、そんな生活をしていると鬱積したエネルギーが爆発してしまうのです。

室内飼育のねこが真空行動をしても交通事故は起きませんが、室内外に出入りできる飼いねこや地域猫などに、真空行動の発作が起きると大変危険です。

周りが見えなくなって交通事故に遭う危険性が高まるのです。

回避能力の限界

ねこが交通事故に遭いやすい理由として、ねこの体の構造に理由があります。

ねこは前に進む能力には長けていますが、後ろ歩きや後ずさりが素早くできないのです。

車が走ってきたところに飛び出してしまうと、驚いて立ちすくんでしまいます。

夜間の事故については、車のライトに驚いてその場に止まってしまったり、ライトを見つめてフリーズして、そのまま車に轢かれてしまうパターンが多いのです。

子ねこ特有の原因

生後1年未満の子ねこは、成猫よりも交通事故に遭いやすいといわれています。

車がどのようなものか理解できておらず、危険を感じていない場合や、危険を感じた時に素早く逃げることができないケースが多くみられます。

ドライバーが注意するポイント

万が一、ねこを轢いてしまった場合に、息をしていないのであれば、路肩などほかの自動車の走行の邪魔にならない所に移動させましょう。

野良ねこの場合は感染症などのリスクがあるので、タオルや段ボールなどを使って、極力素手では触れないように対処しましょう。

衝突したねこが生きている場合は、ぜひ保護処置をしてあげてください。

すぐに近くの動物病院に運んで、少しでも生存確率を高められるように努めましょう。

動物との接触事故は物損扱いになります。

事故の後はすみやかに警察に連絡しましょう。

事故証明書の発行には警察への届出が必要です。

警察署に連絡することに抵抗感がある人も多いと思います。

交通事故の付加点数が気になる人もいると思いますが、警察に通報しても点数に影響することはありません。

まとめ

ねこを避けるための急ブレーキや急ハンドルによる二次的な自動車事故もときどき耳にします。

飼いねことの衝突を避けるために事故を起こしてしまった場合、飼い主さんに損害賠償を請求できる可能性がありますが、現実的に事故との因果関係を証明することは難しいでしょう。

何よりドライバー側としては、ねこの習性を理解したうえで注意して運転するように心がけたいものです。

自宅近くで、交通事故で死んだねこを発見した場合は、管轄の市町村の役所や警察署、もしくは地域の管轄の清掃局や保健所に連絡しましょう。

動物の死骸を放っておくことはあまり気持ちの良いものではありませんが、無理に自分で片付けようとせず、行政機関に連絡してください。

 

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