オスねこの去勢によって変わること

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ペットヘルスケア

オスねこを家庭で飼育する場合、ほとんどは去勢手術をおこなうことになります。

去勢にはふたつの目的があります。

繁殖の機会がないオスねこは交尾ができないので、発情欲求を満たせません。

オスねこの発情のストレスを解消するためと、精巣腫瘍などの生殖器系の病気を予防するというふたつの目的で去勢手術がおこなわれています。

人間や同居猫に対して攻撃的な性格を抑えるために去勢を選択するという考え方もありますが、一般的に去勢によって性格が変わるほどの効果は見られにくいといわれています。

去勢をしないとどうなるか

発情行動として、家の中で尿をあちこちにかけて臭いをつけるマーキングや、大きな声で鳴き続けたり、マウンティング行動がみられるようになります。

ねこ同士のケンカや、時に飼い主に対しても攻撃性が増してしまう場合もあります。

高齢になると、生殖器系の病気に罹患するリスクも高くなります。

繁殖の予定がないのであれば、去勢しないのは百害あって一理なしといってもいいのではないでしょうか。

去勢手術について

去勢手術をする時期

生後6~7か月くらいになると性成熟しはじめ、発情行動が見られるようになります。

そのため、発情行動がみられる生後6ヶ月前後に去勢手術をおこなうのが理想です。

手術には全身麻酔が必要ですが、ほかの多くの手術に比べても安全性は高く、身体への負担も少ないので安心してください。

去勢手術の費用

動物病院によって異なりますが、手術費用は10,000~20,000円というケースが多いです。

そのほかに手術の前におこなう術前検査や、去勢手術後の診察で5,000~10,000円の費用がかかるのが一般的で、去勢にかかる費用の合計は15,000年~30,000円になります。

なお、去勢手術はペット保険の適用外ですので注意してください。

去勢手術によって変わること

去勢手術によって、ねこの性格がガラッと変わることはありません。

ただし、去勢手術によって性ホルモンの分泌がなくなるため、性ホルモンの影響による行動(スプレー行動や鳴くことなど)は減ってくるでしょう。

これに関連して、性ホルモンの影響で攻撃的だったねこの行動が少し和らぐなどのケースも見られることもあるといいますが、変化には個体差があって、むしろ去勢手術の前後でも性格が変わらないことのほうが多いでしょう。

去勢後の生活

身体への負担が少ないとはいえ、術後の体調は注意深く見ておく必要があります。

家に帰ってからしばらく落ち着きのない行動をとったり、隅っこに隠れてしばらく出てこないこともあります。

手術によって変化した身体の調子は少しずつ元に戻っていきます。

去勢手術後は、ホルモンバランスの変化によって食欲が増進し、また発情に関わる活動が減って代謝が低下するだけでなく、筋肉もつきにくくなる傾向にあります。

そのため、去勢手術前と変わらない食事量を続けて与えていたら太ってしまっていたという話もよく耳にします。

去勢後は給餌量に注意してダイエットフードなどを与えるなどの工夫をしてください。

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