ヒマラヤンの特徴とかかりやすい病気を解説

ペットヘルスケア

ヒマラヤンは、ふわふわの長毛にシャム猫のような模様が愛らしいねこです。

豪華な毛は長くて分厚くなめらかな手触りで、首周りにも飾り毛があります。しっかりとした骨格で頭は大きくて丸く、鼻が短いことも特徴です。

鳴き声が小さく美しいこともヒマラヤンが愛される理由のひとつです。

ヒマラヤンの歴史

1930年代のアメリカで、長毛でずんぐり体型のペルシャにシャム猫の美しいポイントカラーを加えたいと考えたブリーダーによって、計画的な繁殖がおこなわれ、誕生したねこちゃんがいました。

独特なポイントカラーがヒマラヤンという品種のウサギに似ていることから、この名前がつきました。

ヒマラヤンの性格

ヒマラヤンの性格は、物静かなペルシャと行動的なシャムの中間といわれています。

普段は物静かでのんびりと過ごします。高いところに登るのはあまり得意ではなく、動きはとても上品です。

社交性についてはペルシャよりシャムに近く、知らない人にもフレンドリーに接することができ、子どもやほかのペットともうまくつき合うことができます。

遊ぶことも大好きで、飼い主さんにはできるだけ自分に注目して一緒に遊んでほしいと思っています。

ヒマラヤンに非常に多い病気

尿石症

尿中のミネラル成分が腎臓、膀胱、尿道などの泌尿器官で結晶化して結石になると、頻尿、血尿、食欲不振などの症状があらわれ、排尿の際に背中を丸めて痛がる様子を見せることもあります。

結石が尿路に詰まって完全閉塞を起こすと尿毒症や膀胱破裂に発展する可能性があり、この場合には開腹手術をおこないます。

日頃から肥満にならないようにする、新鮮な水をいつでも飲めるようにする、排尿しやすい環境をつくる、ストレスを溜めないようにするなどの対策をしておきしましょう。

毛球症

ねこは自分の体をなめて毛づくろいをしますが、その際に毛を飲み込んでしまいます。

飲み込んだ毛は通常は排出されますが、飲み込んだ量が多いと胃や腸の中で絡まって毛球になり、嘔吐や便秘、食欲不振などを起こします。

症状が軽い場合は毛玉ケアの薬を舐めさせて便と一緒に排出させますが、毛球が出ない場合は内視鏡や開腹手術で取り出すこともあります。

日頃からこまめにブラッシングをすることが最善の予防です。

多発性嚢胞腎

腎臓の中に液体が詰まった袋が発生し、それが大きくなって腎機能を低下させる病気で多飲多尿の症状がみられ、やがて尿毒症に発展します。

先天性疾患でペルシャ系の長毛種や、スコティッシュやアメリカンショートヘアにも多くみられます。

点滴をおこなって脱水改善や尿毒症の緩和を促すほか、血圧を下げる薬などを内服する投薬治療が中心になります。

短頭種気道症候群

鼻が短い猫種は体の構造上呼吸がしづらいのですが、そのために発症する呼吸系疾患を総称して、短頭種気道症候群といいます。

肺に空気を送る気管がつぶれてしまう気管虚脱、鼻の穴が狭くなる鼻腔狹窄、口の中の上あごの肉が垂れてくる軟口蓋過長などがあり、激しいパンティングや呼吸困難、呼吸時のゼイゼイという雑音などが確認されます。

いずれも対処療法が中心になりますが、悪化している場合は、外科手術を選択することがあります。

まとめ

長毛のねこなので、ブラッシングは欠かさずおこないます。抜け毛をしっかり処理していないと、不衛生なだけでなく、ねこにも人にもアレルギーの原因になってしまいます。

ヒマラヤンは、基本的に活発に動くことが少なく、おとなしく過ごすねこなので、肥満に注意しましょう。運動量は多くありませんが飼い主さんと遊ぶのは大好きなので、おもちゃを用意してたくさん遊べるようにしましょう。

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