【早期発見が難しい】ねこの腎臓病を解説

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ペットヘルスケア

最近、愛猫がよく水を飲んだり、おしっこの回数が増えてきたと感じていませんか。

愛猫が7歳以上のねこちゃんなら、もしかするとそれは慢性腎不全のサインかもしれません。

高齢のねこに多発する慢性腎臓病

腎臓病は高齢のねこの死因の第1位にあげられるほど、ねこの宿命ともいえる病気で、15歳以上の猫の80%が慢性腎臓病を患っているという報告があります。

慢性腎臓病は腎不全ともよばれています。

この病気は腎臓の機能が3分の2くらい失われてからようやく症状が現れるという、早期発見が難しい病気です。

慢性腎臓病の症状

気づいたときにはかなり進行しているのがこの病気の特徴です。

最初に現れる症状は、水をたくさん飲むようになり、オシッコの量が増えることです。

そのため、オシッコが薄くなり、ニオイもあまりしなくなってきます。

食欲も元気もあるので見逃しがちですが、この段階で腎臓の機能はすでに50%以上失われている可能性があります。

その後は食欲の低下、体重の減少、毛づやがなくなるなどの症状が少しずつ現れます。

さらに病状が進行すると尿毒症になり、食欲がまったくなくなり、激しい嘔吐を繰り返したり、体温が低下するほか、貧血や口内炎などが起きることもあります。

最終的に腎機能がまったく機能しなくなると、死に至ります。

慢性腎臓病の治療

腎臓の組織は一度壊れると元に戻すことはできません。

したがって、慢性腎臓病を完治させる治療法はなく、治療は残っている腎機能をキープさせて、病気の進行を遅らせることが中心になります。

具体的には腎臓に負担をかけない低タンパク・低リンの食事を与える食事療法や、場合によっては投薬もおこないます。

病気を早期発見して、根気よく食事療法などをおこなえば、完治はしなくても長生きすることは充分に可能です。

慢性腎臓病予防は早期対応がポイント

慢性腎臓病を予防するためには若い頃から腎臓に負担をかけないケアを心がけることが大切です。

普段から塩分が多い人間の食べ物はあげない、水をいつでも飲める環境を整えてあげるといったことを心がけましょう。

研究によると、歯肉口内炎があると慢性腎臓病になりやすいことがわかっていますので、デンタルケアを日頃からおこないましょう。

慢性腎臓病を発症した場合は早期発見が決め手になります。

オシッコの量やニオイは常にチェックし、異変を感じたら早めに動物病院で診察を受けましょう。

治療費について

保険会社のデータによると、慢性腎臓病にかかると、1年に15回ほど通院が必要になり、1年間の平均診療費は約27万円となっています。

飼い主さんにもかなりの経済的負担になりますね。

ただしこれはあくまで平均の金額なので、場合によってはここまでかからないこともあれば、もっと高額な治療費が必要になることもあるでしょう。

いざというときのために、貯金をしておくことも大事ですが。ペット保険に加入することも検討してみてはいかがでしょうか。

繰り返しますが、慢性腎臓病は早期発見が一番の予防法です。

高齢のねこちゃんは100%罹患するといっても過言ではありませんから、7歳以上のシニア猫の場合は、とくに注意してあげてくださいね。

 

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