メインクーンの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

メインクーンは筋肉質でがっしりとした骨格をした大型の猫種で、体長は1メートルほどにもなります。

メインクーンの体は長めの毛に覆われ、とくにしっぽの毛量が多いのが特徴で、大変ゴージャスで存在感があるねこです。

メインクーンの歴史

メインクーンのルーツには諸説あり、アメリカ北東部のメイン州で生まれたという説がありますが、一般的にはヨーロッパから来たアメリカの開拓者が積み荷をネズミから守るために船に乗せてきた長毛猫から自然に発生したという説が有力です。

水に対しても強く、体の模様や狩りの習性などがアライグマによく似ているため、アライグマとねこのハーフだという言い伝えもあるそうです(実際にはありえませんが)。

そのほかに、メインクーンには「マリー・アントワネットの愛猫から派生した」という説もあります。

フランス革命時、亡命を企てたマリー・アントワネットがフランスから逃がした6匹の愛猫がメインクーンのルーツだという伝説なのですが、真偽のほどは確かではありません。

メインクーンの性格

メインクーンは番犬のように強い印象の外見とは反して温厚で人になつきやすいねこです。

飼い主さんはもちろん、子どもやほかのねこや動物ともうまくつき合えるでしょう。

賢い性格のため、トイレや爪とぎのしつけも比較的短期間で覚えます。

ネズミ退治をしてきた猫種なので、活動的で好奇心旺盛ですが、あまり人に依存しない性格なので、環境さえ整えておくことができれば留守がちな人でも飼いやすい猫種だと思います。

メインクーンに非常に多い病気

メインクーンは、いくつかの遺伝性疾患を発症する場合があります。愛猫と長く付き合っていくためには、どのような病気であるのか知っておくことが大切です。

肥大型心筋症

肥大型心筋症は心臓病のひとつで、まれに若いころに発症する場合もありますが、基本的には高年齢に発症する事例が多く、オスの方がかかりやすいといわれています。

病状がすすむと心不全を起こしたり、大動脈血栓塞栓症によって後ろ足が麻痺する症状を呈し、突然死する危険性もあります。

病状の進行に気づきにくいことが多いので、定期的な心臓のエコー検査で、事前にケアすることが重要です。

多発性嚢胞腎

多発性嚢胞腎は根本的な治療法が存在しない病気のひとつです。

初期は無症状ですが、腎臓に少しづつ嚢胞(のうほう)がつくられて、正常な腎臓の組織や機能に負担がかかり、腎臓の機能が低下していきます。

この病気に対しても、やはり健康診断が有効です。症状が強くでる前であっても腎臓のエコー検査で嚢胞を見つけることができます。

脊髄性筋委縮症

脊髄性筋委縮症はメインクーンによくみられる遺伝性疾患で、両親がこの疾患に罹患していると100%発症します。

体や足を動かす脊髄の神経が消失する病気で、筋力の低下や筋肉の委縮が伴います。

まず生後3~4ヵ月で後ろ足の力が弱くなり、かすかな震えが現れます。

その後筋肉が弱くなり、ジャンプができなくなり歩行時に後ろ足が揺れるなどの症状が現れます。

残念ながら、脊髄性筋委縮症の有効な治療法はありません。

投薬やサプリメントなどを使用して悪化しないように上手にコントロールしていく対処治療が中心になります。

熱中症

長毛種のメインクーンは寒さには強いですが、暑さに弱い傾向があります。

暑い日は熱中症に注意が必要です。

熱中症になると元気がなくなり、体温が急激に上昇して通常約38度の体温が40度以上になります。

その場合は、冷風を当てたりアイスノン等で体を冷やしながら、早急に動物病院に連れて行くようにしましょう。

病院では点滴で体内から冷やしていく治療をおこないます。

トリミング後の長時間のドライヤーでも熱中症になる危険がありますので注意しましょう。

まとめ

 

メインクーンは成長すると大きくなるということを理解してから飼育するかどうかを決めましょう。

大型種のメインクーンは食費も通常の猫種より多くかかります。体重3~5kgの普通のねこと比べて、体重10kgのメインクーンは約3倍の量のキャットフードを必要とします。

また長毛種なので、日々のお手入れも大切です。適切なお手入れをしてあげないと毛球症の原因になってしまいます。

しつけで苦労することは少ないと思いますが、健康管理はしっかりおこなってください。

病気の早期発見のためには、定期的な動物病院での検診を欠かさないようにしましょう。

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