ねことシャンプーの関係について解説

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ペットヘルスケア

ねこはあまりニオイのしない動物です。そのため、定期的にシャンプーをするべきかどうか、悩んでいる飼い主さんは多いと思います。

野生時代のねこは、自然界で獲物を狩っていました。

比較的非力な小型肉食動物が狩りを成功させるためには、ギリギリまで獲物に気づかれずに近づく必要があり、そのためには体臭を消さなければなりませんでした。

その名残で、狩りをする必要がなくなった現在でも、ねこはニオイを出さないように日頃から自分の舌でグルーミングをおこなってニオイの原因となる汚れを取っているのです。

ねこが好むのは砂遊びと日光浴

ねこの祖先であるリビアヤマネコは砂漠地帯に生息しているため、水に濡れることを嫌い、その代わりに背中を地面に擦り付けてゴロゴロする砂浴びをしています。

室内飼いのねこちゃんが床やカーペットに体を擦り付けてゴロゴロする姿をよく見かけると思いますが、これは砂浴びの代わりにしている行動です。

このほか、ねこが窓際で日向ぼっこをしているところもよく見かけますが、日光浴にはニオイの原因となる雑菌の繁殖を防ぐ効果があります。

砂浴びや日光浴をするねこの習性は、害虫や雑菌を防ぐ健康管理法なのです。

シャンプーは必要ない?

ねこをお風呂に入れようとして、大暴れされて断念したという飼い主さんも多いのではないでしょうか。

結論からいえば、ねこの体質や習性を考えると、必ずしもシャンプーをする必要はないのかもしれません。

もっとも、グルーミングで身体をきれいにしているようでも、舌が届かないところには皮脂や排泄物の汚れがたまっていることがありますから、体を拭いてあげるなどの日常のケアは必要です。

ただし、長毛種については定期的なシャンプーが必要です。

ペルシャやラグドールなど長毛種のねこは、ブラッシングだけで抜け毛をすべて取ることはできません。

抜け毛が残っていると雑菌が繁殖しやすい状態になり、皮膚病になる危険性が高まります。

そのため、定期的なカットやシャンプーで衛生面を良い状態に保ってあげる必要があるのです。

シャンプーの効果

シャンプーをすることで、ねこアレルギーを引き起こすアレルゲン物質を一時的に減らすことができます。

また、ねこはグルーミングで飲み込んだ毛を毛玉として吐き出すことがあります。

毛玉の嘔吐は多少なりとも体への負担になるため、シャンプーで抜けた毛を洗い流しておけば、毛玉の嘔吐の回数を抑えられる効果があります。

まとめ

シャンプーで皮脂が洗い流されることによって、毛艶がなくなったり皮膚病の原因になるなど、清潔にするつもりが、かえってマイナス効果になる場合もあります。

ねこが外から帰ってきて泥でひどく汚れていたときや、病気などで定期的なシャンプーが必要な場合は別にして、頻繁にシャンプーすることはかえって猫に負担をかけてしまう可能性があります。

短毛種のねこであればシャンプーは半年から1年に1回程度、長毛種は多くても月に1回程度が適当でしょう。

シャンプーしないと汚れやニオイが気になるという場合は、温めた蒸しタオルなどでねこちゃんの体を拭いてあげるだけでも効果がありますよ。

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