猫返し神社の噂を解説

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飼いねこが行方不明になってしまうことがありますよね。

それほど時間が経っていなければ近所で見つかる可能性がありますが、時間が経てばそれだけ発見が難しくなっていきます。

そんなときは、思わず神頼みしたくなりますね。

噂の猫返し神社とは

東京都立川市に通称「猫返し神社」と呼ばれる神社があります。

この神社の正式名称は「阿豆佐味天神社(あずさみてんいじんしゃ)」といいます。

飼いねこが迷子になったとき、こちらの神社に祈願すると戻ってくるという噂が広がり、こう呼ばれるようになりました。

なぜ阿豆佐味天神社が猫返し神社と呼ばれているのか

阿豆佐味天神社の由来

阿豆佐味天神社は、立川市と合併する前の砂川町の鎮守として、長らく地域の発展を見守ってきた神社です。

医薬・健康・知恵の神「少彦名命」と、神事を司り文化芸術を成す神「天児屋根命」の2柱が中心に祀られ、境内社には安産・子授けの神様「立川水天宮」と、養蚕の神「蚕影神社(こかげじんじゃ)」も祀られています。

蚕影(こかげ)神社に秘密あり

幕末以来、この地域では養蚕業が盛んだったため、1860年に筑波山麓から「蚕影神社」を境内に勧請し、以後養蚕の守り神として養蚕農家の信仰を集めてきました。

そこで、蚕の天敵であるネズミを捕まえるねこが、蚕影神社の守り神であるという話に発展していったようです。

「猫返し」の噂は、この蚕影神社から生まれるのです。

さらに決定的なエピソードが加わる

猫返し神社と呼ばれ始めたのは、それほど歴史のあることではなく、1980年代になってからのことです。

愛猫家で有名なジャズピアニストの山下洋輔さんの飼いねこ「ミオちゃん」がいなくなりました。

山下さんが毎日ミオちゃんを探し回っていたところ、偶然神社に通りかかりました。

その神社で「どうか、無事に帰ってきますように」と願掛けしたところ、その翌日に17日ぶりにミオちゃんが戻ってきたのです。

その神社こそ阿豆佐味天神社だったのですが、話はこれで終わりではありませんでした。

ミオちゃんの後を継いだ別のねこが脱走した際にも、山下さんが阿豆佐味天神社にお参りしたところ、やはり無事戻ってきました。

その後もねこが逃げるたびにお参りに行き、その都度帰ってきたことから、山下さんが雑誌のエッセイに「あそこは、『猫返し神社』だよ」と冗談で書いたところ、この噂が広まったそうです。

(何回脱走させてるんだって話ですが)。

猫返し神社の魅力

蚕影神社前には狛犬なら狛ねこが鎮座

「ただいま猫」と呼ばれている、この像を撫でながらお願いをすると、ご利益があるといわれています。

お参り前に撫で、お参り後に見ると、狛ねこの表情が変わって見えるという説もあります。

境内に流れるピアノの音色

山下洋輔さんは神社のために雅楽の曲「越天楽」のCDを贈りました。

境内では山下さんがピアノで演奏した「越天楽」が流れています。

絵馬は三毛ねこの図柄

絵馬もかわいらしい三毛ねこの図柄です。

境内には飼いねこの無事な帰宅を願う絵馬が多数かけられていて、「無事に帰ってきました」「見つかりました」といった報告も見ることができます。

最近では、迷いねこだけでなく、「飼いねこが健康でありますように」「長生きしますように」といった、健康祈願に訪れる人も少なくないそうです。

まとめ

阿豆佐味天神社のお参りは、ペットのねこだけでなく、ねこ好きの飼い主さんの病気平癒にも御利益があるかもしれません。

阿豆佐味天神社へのアクセスについて、最寄り駅は西武鉄道の武蔵砂川駅です。

駅から徒歩約15分とやや距離がありますが、玉川上水の景色を楽しみながら側道を歩いていけば長い散歩もそれほど苦にならないでしょう。

JR中央線立川駅からは頻繁にバスも出ています。

残念ながらペット同伴での参拝はできないので、その点は注意してくださいね。

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