スフィンクスの特徴とかかりやすい病気を解説

ペットヘルスケア

スフィンクスは一度見ると忘れない、独特な顔立ちと毛のない体が特徴です。

好みが極端にわかれる猫種ですが、甘えん坊で賢く、そして何よりも家族と触れ合うことが大好きなねこです。

スフィンクスの歴史

名前はスフィンクスですが、エジプトとは関係ありません。

1960年代に、カナダのトロントで突然変異によって無毛のねこが生まれました。

そのねことデボン・レックスとの交配によってスフィンクスが誕生したといわれています。

その後フランスとフランスとオランダで繁殖が進み、2001年に公認されたあたらしい猫種です。

スフィンクスの性格

非常に甘えん坊で人なつこく、毛がないぶん抜け毛の心配がなく、飼いやすいともいわれます。体は筋肉質で皮下脂肪が多くシワクチャで、下腹が出ているのが特徴です。

社交的で活発な愛らしいねこで、子犬のようになつっこいといわれるデボン・レックスの血を引くことから、甘えん坊で飼い主さんにも忠実です。家族への愛情も深く、ほかの動物とも仲よくできます。

スフィンクスに非常に多い病気

スフィンクスには被毛がないため、冬の寒さはもちろん、夏の紫外線も大敵です。

ねこは本来、体から出る皮脂をなじませて被毛の健康を維持していますが、スフィンクスは毛がないので、体を拭いたり定期的に入浴させて、表皮に浮き出た皮脂や汚れを落とす必要があります。

適切に手入れをしないと、しわのあいだに入った皮脂に雑菌が繁殖して皮膚病になってしまいます。

先天性心疾患

スフィンクスは遺伝的に心臓病を発症しやすいねこです。

主に見られるのは、左心室の筋肉が肥大する肥大型心筋症と、僧帽弁(そうぼうべん)形成異常の2つの疾患です。

30%以上のスフィンクスになんらかの心臓疾患があるという統計があり、3歳ごろに発症することが多いとされています。

いずれの心臓病も対処療法が中心となり、完治は難しいと考えられます。

皮膚がん

被毛のないスフィンクスは紫外線の影響で皮膚がんを起こす可能性がありますので、普段から保温も兼ねて衣類を着せてあげるといいでしょう。

脂漏性皮膚炎

脂が多く分泌される部位に発症する皮膚炎で、マラセチア菌との関連が指摘されています。

マラセチアはねこの外耳道、肛門嚢、指の間、唇、皮膚粘膜などに常在しているありふれた細菌ですが、免疫力の低下などが原因で病原体化して皮膚炎を引き起こします。

治療は抗菌薬の投与や薬剤によるシャンプー(薬浴)がメインです。食事中の脂分が原因の場合もあり、フードを変えると状態が好転することがあります。

じんましん

スフィンクスは皮膚が直接外気にさらされているため、じんましんをはじめとした皮膚疾患にかかりやすいです。

じんましんの原因は外傷や外部からの刺激やアレルギー反応と考えられます。患部を掻くと、さらに皮膚が傷ついて悪化するので注意しましょう。

まとめ

室内飼育が基本になりますが、室温の管理は一年を通じて気をつけましょう。

皮膚がさらされているぶん、ケガもしやすいので要注意です。ケガ防止のため、月に2回は爪を切ってあげましょう。

他のねことじゃれあってケガをしないよう、しっかり見守れる環境だと理想的です。

スフィンクスは活発で好奇心旺盛、人とのコミュニケーションも大好きなので、お気に入りのおもちゃを使うなどして、1日に最低でも10分以上は集中して遊んであげましょう。

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