【ねこの病気ケガ】治療費はどれぐらいかかるのか

ペット保険

これからねこを飼いたいと考えている方やすでに飼っている飼い主さんも、病気やケガにどれくらいの医療費がかかるのか気になるのではないでしょうか。

いくら避けたいと思っていても、愛猫が病気やケガで入院や手術をすることもありえます。

もしものときのために、あらかじめどのくらいの費用がかかるかを知り、心構えをしておきましょう。

医療費が高額になってしまう理由

日本獣医師会が平成27年度におこなった調査によると、ねこにかかる動物病院の費用は年間で約84,000円だそうです。結構お金がかかるように感じませんか?

これには理由があります。

公的な医療保険がないから

人間の場合は健康保険の保険証を提示すれば3割負担で治療を受けることができますが、ペットには保険制度がないので、治療費は全額飼い主さんの負担になります。

動物病院によって料金設定が異なるから

人間の場合は、診察内容や薬によって金額が決められているので、どこの病院に行っても治療費が大きく変わることはありません。

ところが動物病院は自由診療といって自由に治療費を決めることができるので、病院ごとに費用が異なるという状況が生まれるのです。

高額な治療費の実態について

実際に治療費がどれぐらいになるのか気になるところです。

そこで高額になる可能性がある3つの症例パターンについて調べてみました。

ここで紹介する費用目安についてはあくまでも一例です。当然ながら症状の程度によって費用は異なり、動物病院によってもかなりのバラつきがあると考えられます。

したがって実際の治療費については行きつけの動物病院で確認してください。

慢性腎臓病

ねこが入院治療する症例がもっとも多いといわれているのが慢性腎臓病です。

腎不全になると腎臓の機能が低下し、多飲多尿といった症状が現れます。

やがて慢性化すると血液の調節機能も低下するため、元気消失、体重減少などの全身的な症状を呈します。

慢性腎臓病の場合、一例として4泊5日の入院治療(10万円)と20日の通院(8万円)で合計18万円ほどの治療費がかかります。

異物誤飲・誤食

ねこの誤飲や誤食は意外に多く報告されています。

誤飲してしまうのは、おもちゃについているひもや、おやつのビニール袋などが多いようです。

誤飲の場合は、まずどこに異物が入っているのかを確認するためにレントゲンを撮り、胃カメラや外科手術で異物を取り除きます。

手術の場合は事前に麻酔を使っていいかどうかの確認のために血液検査も必要で、費用はトータルで20万円以上かかると思われます。

尿路結石

尿路結石とは、尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)にできる結石のことで、尿道閉塞の恐れがあるため、早期に対処していくことが必要です。

可能であれば療法食で結石を溶かすことが治療の基本ですが、尿道が詰まっている場合はカテーテルを使用し、さらにそれも難しい場合には開腹手術を選択します。

開腹手術の場合は、ある動物病院の一例として、手術と入院9日のケースで合計15万円という紹介がありましたが、実際はもっと高額になるように思います。

やはりペット保険加入の一択しかない

ねこの治療には相当に高額な費用がかかる可能性があることがわかりました。

すべて自己負担というのでは飼い主さんの負担が大きくなってしまいますね。

やはり、もしものためにペット保険に加入することが一番の手助けになると考えます。

ペット保険には大きくわけて、入院・手術・通院にかかった費用を補償する「総合補償型」と、手術など一部の補償をする「特化型」があります。

かかった費用の補償割合は、ペット保険各社によって異なり、もちろん補償割合が高くなれば保険料も上がります。

また、動物病院の窓口でその場で精算できるタイプの保険商品と、一旦全額を支払ってから、のちほど保険会社に請求する保険商品があり、受給する方法にも違いがあります。

手厚い補償内容にしたいとか、保険料を手ごろに抑えたい、手間をなるべく省略したいなど、飼い主さんの考え方を整理したうえで、複数あるペット保険のなかから飼い主さんとペットのライフスタイルに合ったペット保険を選びましょう。

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