ねこのひげの秘密を解説

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ペットヘルスケア

部屋でねこの抜けたひげを見つけて、びっくりした経験はありませんか?

ねこにとってひげは非常に重要なパーツです。

普段のグルーミングでも、しきりにひげを手入れしているねこの姿を見かけますよね。

これは、ひげについた汚れをとって感覚を鋭敏にしている所作なのです。

ひげの役割

ねこのひげは、通常の体毛より2倍以上太く、3倍も深く体内に埋め込まれています。

ひげの根元にある「環状洞」は、外界の変化を敏感に感知するセンサーです。

環状洞は、微小なひげの振動を増幅して知覚神経に信号を伝える役割を持っています。

鼻周りのひげは筋肉と連動しているので動かすこともできます。

障害物に近づくと空気の流れが乱れ、その変化をひげのセンサーが感じとることによって、ねこは暗闇の中でもぶつからないように歩くことができます。

また、顔の周りを丸く円になるように生えているひげが障害物に当たるかどうかで、自分が通れる場所かどうかを判断しています。

大きくジャンプする前にも、風速と風向きをひげで感じ取っています。

風で運ばれてくる獲物や食べ物のニオイや空気の微妙な振動さえも、ねこのひげは感知するといわれています。

ひげを切ってしまうとどうなるか

ねこのひげを抜いたり切ったりしてはいけません。

行動能力の基本であるひげをなくしてしまうと、ねこはさまざまな行動障害を起こします。

障害物にぶつかりやすくなる、暗い環境で動けなくなる、狭い場所に入って出てこられなくなるなどの問題が発生します。

また、神経質なねこは鬱状態になり、じっとうずくまって動かなくなることがあります。

ひげは生まれ変わる

あたらしいひげが生えてきてくると、交代に古いひげが抜けます。

半年に一度ぐらいのペースで生え変わるようですが、生え変わりの際に一気に抜けることはありません。

顔周りのひげの本数は50~60本程度なので、1か月に2本~3本室内に落ちていれば、周期通りというイメージです。

また、歳をとるとひげが短くなる傾向があるそうです。

ねこのひげはお守りになる?

日本では、ねこは招き猫を代表として、昔から縁起物のひとつとして扱われています。

そのなかに、ねこのひげがお守りになるという俗説があります。

抜けたひげを持ち歩くと、厄よけや金運お守りになるそうで、財布に入れておくとご利益があるのだそうです。

西欧では、ねこのひげは恋愛のお守りになるといわれています。

本当に効果があるかどうか、信じていればその恩恵にあずかれるかもしれませんね。

まとめ

ねこはひげでバランス感覚を保ち、空間や物の大きさ、距離や動きを認識しています。

そのため、フード用のお皿にひげが当たってしまうことや、ひげに触れられることについて、ねこは非常に不愉快に感じます。

引越しや部屋の模様替え、飼い主さんの結婚や出産などがストレスの原因になり、ひげが抜けてしまうことがあるということですから、注意したいですね。

また、ニキビダニ症や猫白血病、猫エイズによってひげが抜け落ちる場合があるそうです。

パラパラと一度に何本もひげが抜けるような場合は早急に動物病院に連れていきましょう。

 

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