ねこがキュウリを苦手とする理由を解説 

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一時期ねこが、自分の背後に置かれたキュウリに驚いて飛び上がるという動画が流行ったことがあります。

実際に愛猫で試してみた飼い主さんもいるかもしれませんが、やめてほしいものです。

一方で、ねこがキュウリにビックリする理由について疑問に思った人もいたかもしれません。

ねこは細長い物(=ヘビ)が苦手だった

ねこが驚いた理由は、普段あまり目にすることのないキュウリをヘビだと勘違いしたのではないかという分析が有力です。

ねこはヘビが苦手なのです。

ねこの先祖であるリビアヤマネコは、アラビア半島や北アフリカの砂漠地帯やサバンナで暮らしています。

砂漠で食物連鎖の頂点に立つ生き物といえば、パファダー(クサリヘビ)やコブラといった毒ヘビです。

かれらは砂の中やサバンナの草むらに隠れてトカゲや小型哺乳類を狙っています。

リビアヤマネコも毒ヘビのターゲットです。

砂地でパファダーを踏んでしまったり、不用意に草むらにいるコブラに近づいて噛まれれば、命を落とす危険があります。

その原体験により、ねこは本能的にヘビを恐れることになったのだと考えられています。

本当はねこはヘビよりも強い

ねこは、ちょろちょろと動く小動物を狩ることが大好きです。

紐のようなオモチャにも喜んで飛びついてきます。

ねこはヘビを見つけると面白がってちょっかいを出し、最終的にはヘビが逃げ出すか、ヘビを殺してしまいます。

ジャッキー・チェン主演映画「蛇拳」には、ねこがヘビと戦い、途中グルグル巻きにされながらも、最終的にはヘビを倒すというエピソードが紹介されています。

ねこの祖先のリビアヤマネコは、普段はネズミやウサギ、鳥、カエルやヘビ、昆虫などを捕食しています。

しかし、毒をもつヘビに対しても一方的に襲われるだけではなく、ときには命がけで戦い、捕食している可能性があるのではないでしょうか。

ねこにとってヘビは、「怖いけれど、捕まえたい」という微妙な存在なのかもしれません。

ねこはヘビのマネをしているという説もある

ねこがケンカや縄張り争いなどで、相手を威嚇して「シャー」という音を出すことがあります。

この音について、多くの動物学者はヘビの威嚇音のマネをしているのではないかと考えています。

そもそもねこは、鳴くことはできてもライオンやトラのように吠えることはできません。

その代わりに使っているのが、砂漠最強の生物であるヘビの威嚇音を模した「シャー」という音なのだそうです。

眉唾のような説ですが、ネコ科の動物は物マネができるという研究結果もあるのです。

たとえば、マーゲイという小型のネコ科動物は、「キーキー」というサルの声を真似て獲物をおびき寄せる技をもっているそうです。

まとめ

ヘビを恐れるねこは、キュウリだけでなく、ゴーヤや長ナスなどの長くてクネッとした形の野菜に対しても驚きの反応を見せるかもしれません。

しかし、そのような悪ふざけはやめていただきたいものです。

ねこが驚いて飛び上がれば、どこかに身体をぶつけてケガをしたり、着地したときに骨折することも考えられます。

また、このようなイタズラ心が原因で、飼い主さんに対して不信感を抱いたり、攻撃的になってしまう可能性もあります。

人間にとっては大したことではなくても、一度恐怖心を抱くと過度に警戒し、トラウマのようになることもありますから、面白半分でねこを脅かすことはやめてくださいね。

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