キャットウォークは、室内でねこを飼うときに適度な運動ができるように人工的につくられた通り道や遊び場です。
ねこちゃんは高い場所が大好きです。室内に上下に動き回れる空間があれば、運動不足やストレスの解消にもつながりますね。
それならDIYにチャレンジだ
キャットウォークを業者さんに発注すると、ひと部屋数万円以上かかってしまいます。
ねこちゃんが気に入ってくれるかどうかもわからず、心配になりますよね。
「それなら自分で作ってしまおう」というわけなんですが、キャットウォークをDIYする前に、いくつか注意点があります。業者さんに依頼しないで自分で全部やるからこそ、コツを押さえて失敗しないようにしたいですからね。
まずは設計図から
場当たり的に足場をつくりはじめるのではなく、簡単なものでもいいので、設計図を書くところからスタートです。
キャットウォークの下には物を置かないこと、熱をもちやすい照明の近くに設置しないなどの基本的な注意点を守るとともに、人間の生活に支障をきたさない無理のないサイズにしましょう。
足場について
一番気を付けなければいけないのが、足場の強度です。
とくに床に着地するポイント(棚)には大きな負荷がかかるので、余裕をもって対策しておきましょう。
壁が石膏ボードの場合は、梁のある位置に固定してください。
足場の幅については、ねこちゃんが歩きやすい幅を確保しましょう。
20センチ程あればOKですが、多頭飼いの場合は、すれ違うことも考えて25〜30センチ程あれば大丈夫です。
また、思わず走ってしまいたくなるような長い通路はおススメしません。
また危険防止のために、高い場所の足場には滑り止めをつけてあげるといいと思います。
一方通行にしない
ネコは後ろ向きに歩くことが苦手です。
方向転換も不得意なので、一方通行ではなく、キャットウォークの出入口を2つ以上作って、双方から歩いて抜けられる構造にしましょう。
あるいはスペースの確保が難しいようであれば、頂上の足場を大きくして方向転換できるようにしておくのもOKです。
人間が掃除できる位置に設定する
掃除のしやすさとともに、破損した場合の交換のためにも、人の手が届く位置に設定したほうが便利です。
実例をみてみよう
DIYの実例を見て、自分でできるかどうか確認してみましょう。
ボックスを壁に貼っていく簡単なものから、階段状のものまでいろいろありますよ。
基本的にはこのような棚やボックスを互い違いに壁に貼り付けていけばOKです。
ねこがちょっとジャンプして飛び移る感じです。
どうでしょうか。
それほど難しくなさそうでしょう💛
賃貸住宅の場合
賃貸住宅の場合、やはり壁に穴を空けるのは難しいですよね💦💦
そんな場合、壁に穴をあけずに上下を固定するタイプの製品がありますので、そちらもチェックしてみてください。
上下を固定することで壁に穴を空けることなく設置できます。棚の高さも調整できますね。
スコティッシュとロシアンブルー。右の長毛ちゃんはスコかな?
まとめ
キャットウォークをDIYする場合の注意点や方法、おしゃれな実例を紹介してきましたが、気になるものはありましたか?
いきなり達人レベルの作品を目指すことは難しいかもしれませんが、初心者でも簡単に導入できる方法がありますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。