ダックスフンドの特徴とかかりやすい病気を解説

ペットヘルスケア

胴長短足のユニークなボディと活発な性格で人気が高いダックスフンドは、特殊な体型による病気や遺伝性の疾患の多い犬種でもあります。

ダックスフンドの歴史

起源には諸説ありますが、最も古い時代の記録が今から約3500年前の古代エジプト新王国時代、トトメス3世陵の壁画に長胴短肢の犬が描かれていました。

これがダックスフンドのルーツだといわれることもありますが、真偽のほどは不明です。

神話時代の話は別にして、現在のダックスフンドの記録があるのは12世紀のスイスです。

当時のサイズは10~20kg台と、今のスタンダードダックスよりも大きかったようです。

かれらはアナグマ猟の狩猟犬として活躍しましたが、のちにウサギ猟のために小型化されました。

1910年にスタンダードが確立され、現在に至ります。

ダックスフンドのスタンダードについて

ダックスフンドは、サイズのバリエーションによって、大きい順からスタンダード、ミニチュア、カニヘンの3つに分類されています。

ちなみに血統書では、「ダックスフンド」で統一されています。

毛質はスムース、ロング、ワイアーの3種類があります。

ダックスフンドの性格

ダックスフンドは初心者でも飼いやすく、家族の一員として楽しく暮らせる犬種です。

元気いっぱいで好奇心旺盛、賢く順応性が高く、自立心が強く粘り強い性格をしていますが、その反面、運動不足でストレスが溜ってくると警戒心が強く勝ち気な一面が現れ、ムダ吠えや噛み癖が習慣化してしまう恐れがあります。

また甘やかしすぎるとワガママに育ってしまい、飼い主の指示をきかなくなります。

ダックスフンドに非常に多い病気

胴長短足の特殊な体型からくる病気や遺伝性疾患が認められます。

椎間板ヘルニア

激しい運動や肥満によって椎間板に負担がかかると、椎間板ヘルニアを発症しやすくなります。

軽症であれば薬や注射など内科治療が中心になりますが、重度になると足に麻痺が出て自力で排尿や排便をすることが困難になることがあり、その場合は外科手術をおこなうことになります。

滑りやすいフローリングは体に負担がかかるので、絨毯を敷くなどの滑り止め対策をしましょう。

ソファや階段など、段差の上り下りをさせないこともポイントです。

椎間板ヘルニアのほか、後ろ足の膝の皿がズレる膝膝蓋骨脱臼にも注意しましょう。

進行性網膜萎縮症

網膜が委縮して正常に働かなくなる、ダックスフンドに多い遺伝性の病気です。

暗い場所を怖がったり、音に対して過剰な反応を見せるのがこの病気の特徴です。

症状が進行すると日中でも夜間同様に視力低下の症状が見られるようになり、最終的に失明してしまいます。

完治のための治療法が存在せず、対症療法が中心となります。

そのほかの目の病気としては、シニア期の白内障も散見します。

甲状腺機能低下症

こちらも遺伝性疾患で、ホルモンを分泌する甲状腺の機能が低下する病気です。

寒がりになる、動きが鈍くなる、食欲不振なのに体重が増加する、皮膚病など、様々な症状が表れます。

発症すると、甲状腺ホルモン製剤を投薬する治療が必要になります。

外耳炎

耳穴の入り口から鼓膜までの外耳部分が炎症を起こす病気です。

原因は菌やダニ、アレルギーなど多種多様で、複数の原因が同時に関与している場合もあります。

垂れ耳のダックスフンドは外耳の通気性が良くないため発症しやすい傾向にあります。

無菌性結節性脂肪織炎

腰や足の付け根などの皮膚にしこりができる病気です。

弾力のあるしこりが無数にできて、何かの拍子に弾けて膿や漿液がでて皮膚がただれてしまいます。

皮膚の症状のほか、発熱や食欲不振などの症状が現れます。

ダックスフンドはこの疾患の好発犬種といわれていて、再発率も高い傾向にあります。

免疫が関与していると考えられていますが、原因はよくわかっていません。

まとめ

高い人気を誇るダックスフンドですが、遺伝的な疾患などいくつかの病気のリスクが高い傾向にあります。

とくに気になるのは椎間板ヘルニアです。

成長期に充分な運動をさせて肥満を防止するとともに、筋肉をつけて腰に負担をかけないようにするといいでしょう。

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