ダルメシアンの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

ダルメシアンはすらりとした筋肉質な脚が美しく、白と黒のぶち模様がエレガントな犬種で、ディズニー映画「101匹わんちゃん」で有名になりました。

日本ではあまり見ることがありませんが、アメリカではポピュラーな犬種で、ダルメシアンをマスコットキャラクターにしている消防署では実際に署内で飼育されています。

ダルメシアンの歴史

ダルメシアンのルーツはクロアチアのダルマチア地方です。

16世紀頃にはダルメシアンの記録が残されていて、500年以上の間旅人たちの馬の伴走犬として働いていたようです。

19世紀頃にはヨーロッパやアメリカに渡って貴族の馬車の伴走犬として人気を博しました。

ダルメシアンは自動車の台頭によって数を減らしましたが、1961年のディズニー映画「101匹わんちゃん」のヒットによって、人気が復活しました。

ダルメシアンの性格

ダルメシアンは抜群に体力があり、活発で遊び好きです。

飼い主さんや同居動物など、一度気を許した相手には明るく陽気にふるまうかわいらしい性格を見せてくれますが、知らない人やほかの犬に対しては神経質で警戒心の強い一面をみせます。

トイレやトレーニングなどの訓練の物覚えはあまりよくないので、工夫をしながら少しずつ覚えてもらう必要があります。

ダルメシアンに非常に多い病気

尿路結石

腎臓や膀胱で作られた結石が尿道に留まって尿道を塞いでしまう病気です。

マグネシウム、カルシウム、リン酸を過剰に含む食事や、水分不足、内分泌疾患などによってこれらの成分が結晶化すると、激しい痛みを伴います。

症状が軽い場合は薬剤による内科治療がおこなわれ、自然排出できない場合には外科手術で取り出します。

ダルメシアン・ブロンズ症候群

ダルメシアン・ブロンズ症候群はダルメシアン特有の皮膚の疾患です。

アレルギーやストレス、環境などが原因で発症し、かゆみや毛の脱落、毛の変色、化膿などの症状がみられます。

首の下・背中・脇腹周辺など体の柔らかい部位に小さな蕁麻疹が見られます。

主な治療法は、抗生物質の投与ですが、アレルギー対応のフードへの変更によって改善することもあります。

胃捻転

胃捻転は膨らんだ胃がねじれて捻転を起こす病気です。

食後すぐの運動などがきっかけで発症し、吐き気や元気喪失、虚脱感などの症状がみられます。

処置が遅れるとショック状態に陥る可能性があるため、動物病院での早期治療が大切です。

治療は輸液と薬物治療をおこなった後に胃にチューブを入れて胃内部のガスを抜いたり、外科手術によってねじれた胃を元に戻すなどの処置が主な治療法です。

胃捻転を起こさせないためには、食事を2回以上に分けたり、食事後すぐの運動を避ける、ドライフードはふやかして与えるなどの対策がおススメです。

聴覚障害

ダルメシアンの遺伝性聴覚障害は、パイボールド遺伝子(濃い色の下地に白斑が浮き上がる被毛)が原因とされています。

遺伝性聴覚障害は先天的な病気なので治療はできません。

耳が聞こえているかどうかの判断方法としては脳幹聴覚誘発反応(BAER)検査がありますが、日本国内でこの検査ができる施設は限られています。

愛犬の音に対する反応に異常を感じたときには動物病院で相談してください。

聴覚障害のある犬とコミュニケーションを図るためには、アイコンタクトや手話など、耳に頼らない方法を探る必要があります。

眼瞼内反症

いわゆる逆さまつげの症状です。

上まぶたが内側に巻き込んでいてまつげが目に当たることで発症し、目ヤニや目の痛み、結膜炎などの症状がみられます。

軽度の場合は定期的にまつげを抜くことで対処して炎症を抑えますが、重度の場合にはまぶたの整形手術をおこなわなければなりません。

股関節形成不全

股関節形成不全は大型犬に多くみられる病気で、体重が増加して活発になる生後4か月~1歳の間に発症することが多いです。

骨や筋肉の成長を妨げる遺伝子要因や、栄養のアンバランスが原因で発症し、歩行困難や横座り(お座りができない)、歩行時に身体が揺れるなどの症状がみられます。

軽度であれば安静療法、症状が進行していれば鎮痛剤や抗炎症剤などの内科治療もしくは外科手術がおこなわれます。

てんかん

てんかんは脳の異常な電気信号によって起こる一時的な脳の障害です。

体が突っ張り、小刻みに口がガクガクして涎(よだれ)や泡、便や尿を漏らすなどの症状が突然みられます。

短い場合は30秒~1分程度、長い時は30分~1時間発作が続くこともあるそうです。

てんかんの場合は定期的に薬を飲ませる投薬が基本ですが、その目的は治療ではなく、発作を抑えることです。

まとめ

ダルメシアンは馬と一緒に長距離を走っていた伴走犬としての歴史から、桁違いの体力とスタミナを持っています。

したがって一緒に走ることができるなど、体力に自信のある人でないとダルメシアンの飼育は難しいと思います。

散歩は1回1~2時間程度で朝・晩の2回おこなうようにしましょう。普段の生活で体力が余っていると感じたときには、ドッグランや河原など自由に走れる場所に連れて行ってあげてください。

ダルメシアンは神経質で警戒心の強い性格で、しつけやトレーニングについても難しい犬種なので、経験の少ない飼い主さんには扱いが難しい犬種だといえるでしょう。

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