犬に二足歩行をさせてはいけない理由を解説

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ペットヘルスケア

犬が後ろ足で立つ姿を見ることがありますよね。

器用に二足歩行で歩く犬もいますが、体にはあまりよくないという話も耳にします。

実際のところはどうなのでしょうか?

今回は犬が後ろ足で立つ理由と、二足歩行の健康面への影響について解説します。

どんなときに後ろ足で立ってしまうのか

おねだり

飼い主さんに対して何かしらのおねだりをしている場面が考えられます。

早くご飯やオモチャがほしいときや、自分のことを構ってほしくて、ほかの用事をしている飼い主さんの足元に、後ろ足で立って抱っこを要求します。

喜びの表現

たとえば、飼い主さんの帰宅の際には、しっぽを激しく振りながら玄関先に駆け寄り、後ろ足二足で飛び跳ねながら迎えてくれることがあります。

緊張や警戒心の表現

散歩中に自分よりも強そうな犬に出会ったときに、耳を後ろに下げて後ろ足で立ち上がったまま身動きがとれずにいることがあります。

不安な気持ちから緊張状態に陥り、相手の犬に自分は敵ではないことを伝えようとします。

また、車が大きなエンジン音を立てて近くを通り過ぎるときには、尻尾を丸めて後ろ足で立ち上がり、飼い主さんの方に目を向けて助けを求めようとします。

興味がある

犬が後ろ足で立つのは、人間が背伸びをしているような感覚のときもあります。

見えにくいものや取りにくいものを確認するために、体を伸ばして見ようとしているようです。

二足歩行はひざや腰の病気を招く

後ろ足で立つ形は、本来の犬の体の構造を考えると不自然な姿勢です。

短い時間であれば問題はありませんが、たとえば長い時間立ったままの姿勢を保ったり、二足歩行で歩くことは、ひざや腰に大きな負担がかかるため体によいとはいえません。

そのために深刻な病気を発症するリスクもあります。

代表的な病気は、膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)です。

後ろ足の膝蓋骨(いわゆる膝の皿の骨)が外れてしまう病気です。

そのほかに椎間板ヘルニア疾患や骨折などのリスクも高まるでしょう。

体格の大きな犬になればなるほど足腰への負担が大きくかかるので、二足歩行を教えることはやめましょう。

遺伝的要因で椎間板ヘルニアのリスクが高まることも

ダックスフンド、ウェルシュ・コーギー、バセットハウンドといった胴長種のほか、トイプードル、フレンチブルドッグ、チワワ、パグ、ビーグル、ボクサーなども遺伝的に椎間板ヘルニアにかかるリスクが大きいといわれています。

本来、椎間板ヘルニアはシニア期の犬に特徴的な病気ですが、これらの犬種の場合は、若年から椎間板ヘルニアを発症するリスクが高いのです。

したがって、とくにこれらの犬種については二足歩行をさせないように普段から気をつけてくださいね。

まとめ

犬が二足歩行をするときは、一時的に感情が高ぶっていることが多いのです。

したがって、愛犬の感情が急激に変化しないような生活を心がけると、後ろ足だけで立つ状況を減らすことができると思います。

二足歩行もそうですが、ジャンプする姿が可愛いからと、愛犬を繰り返し何度も飛び跳ねさせようとする飼い主さんがいますが、これもやめたほうがいいと思います。

膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニア予防のためには体重コントロールにも注意してくださいね。

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