愛犬が骨折してしまったときの対処法を解説

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ペットヘルスケア

愛犬が脚を引きずっていたり、歩くのを嫌がっていたら、ワンちゃんは脚をケガしているかもしれません。

激しい痛みを訴えたり、ケガの部位が腫れている、脚が変な方向に曲がっているような場合や、痛みのある脚には体重をかけずに地面から浮かせた状態で歩いていたら、骨折している可能性があります。

とくにワンちゃんに多いのが前足の骨折です。

椅子やソファの高さからジャンプしただけで、骨が折れてしまうというケースは少なくありません。

動物病院に行くときの注意

もし愛犬が骨折してしまった場合、重要なことは飼い主さんが慌てず落ち着いて行動することです。

ワンちゃんを車に乗せて動物病院へ運びましょう。

小型犬であれば、頭とおしりを支えながら慎重に車の中に運びこみます。

いつも使っている毛布などでくるんであげると安心できるでしょう。

ケガをしている脚以外の脚を使って歩くことができる大きめの犬なら、バランスをとる手助けをしながら車まで歩かせ、慎重に車に乗せてください。

歩くことのできない大型犬は、他の人にも手伝ってもらう必要があります。

ワンちゃんを毛布の上に置き、それを担架のように使って運びましょう。

痛みが原因でワンちゃんが攻撃的になっている場合がありますから、移動中は飼い主さんがやさしく声掛けをしてあげてください。

骨折治療の方法

動物病院ではレントゲン撮影をおこなって患部の様子を確認します。

その結果、骨折が判明すれば、患部のコンディションに応じて治療法の選択にうつりますが、おもに3パターンの術法があります。

プレート法:骨折箇所を開き、金属のプレートをネジで留める方法。
髄内ピン法:骨の骨髄部に金属ピンを通して骨折部を支える方法。
副子固定法:いわゆるギプス固定。

骨折治療は最初が肝心

骨折の治療は、骨が折れてから数日の間にどんな治療をしたかということが、その治癒に大きく影響するといわれています。

最初の治療が適切でないと、治りが悪かったり、骨が曲がってくっついてしまったり、同じ個所をまた骨折してしまうケースも少なくありません。

動物には骨折を自分で治す自己治癒能力があります。

初めの数日間で、ワンちゃんの骨折部には骨折を治すために細胞や蛋白が産生されるのですが、その働きは初めの2週間だけなのです。

したがって、ワンちゃんが骨折したら、なるべく早い時点で骨折部を寄せて固定することが何より重要になるわけです。

術後の生活

手術の後は患部を悪化させないように注意しなければなりません。

ギプスや縫合部分をかじらないようにエリザベスカラーを装着する場合もあります。

病院では、ワンちゃんの脚に負荷をかけないための生活方法も指示されるでしょう。

トイレに行くのにも飼い主さんのサポートが必要になる場合があります。

犬用(大型犬の場合は人間用の場合も)のおむつを使って対処することも考えましょう。

骨折が完治するまでには、最短で2週間から、長くなると数カ月かかるケースもあるそうです。

日光浴には骨粗鬆症の予防にもなるビタミンDを生成させる効果がありますから、散歩は難しいとしても、日中は日光に当ててあげると治療がすすむと思います。

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治療費について

治療の種類によっても変わってきますが、外科手術を行った場合は入院費を含め約10~20万円、ギプス固定を行った場合で約3~5万円が平均的な治療費だといわれています。

そのほか、通院やリハビリ、投薬の費用がかかりますし、数回手術が必要なケースなど、重度の骨折のケースでは50万円以上かかってしまうこともあるようです。

ただし骨折は、ほとんどのペット保険で補償の対象になっています。

万が一の時のために保険の加入を検討しておくと良いでしょう。

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