犬用の経口補水液を解説

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暖かくなる季節の散歩やアウトドアで遊んだ際に、愛犬の水分補給はどうしたらいいでしょうか。

たとえば、人間用のスポーツドリンクを飲ませていいのか気になります。

犬用の経口補水液はどんなものか

人間の脱水症状対策として経口補水液が一般的になりましたが、犬用の経口補水液もあり、市販もされています。

ただし、犬用の経口補水液は人間用のものとは成分が異なります。

ハイドロチャージという犬用の経口補水液の成分は、人間用よりも塩分濃度がかなり低く設定され、電解質や糖分が多く含まれています。

そもそも犬の水分補給は、通常の水を与えれば充分ですが、下痢や嘔吐などによって脱水している状況で一時的に経口補水液を使用すると有効に作用します。

犬用の経口補水液を与える場合の注意点

経口補水液は電解質に富んでいるので脱水の改善には役に立ちますが、栄養素はほとんど含まれていません。

食欲不振のときに与える場合は、経口補水液のほかに栄養補給を目的とする高栄養なフードを同時に与えてください。

なお、経口補水液は脱水症状の一時的な改善を目的にしているので、常飲させないようにしてくださいね。

人間用の経口補水液を与えるのはNG?

人間の脱水症対策

人間は皮膚に存在する汗腺から大量の汗をかき、その気化熱によって体温を低下させています。

多い時には1時間に2リットルもの汗をかき、汗には多くのナトリウムを含んでいます。

大量の発汗によって脱水症状に陥った際に、普通の水を大量に摂取すると血液中のナトリウム濃度が低下して水中毒になるリスクがあります。

したがって、脱水症におけるリスクを避けるためには、ナトリウム分を多く含むスポーツドリンクや経口補水液による水分補給が適しています。

犬の脱水症対策

犬は汗をかくための汗腺が肉球や鼻先にしか存在せず、パンティング(開口呼吸)によって水分を蒸発させ体温を低下させています。

このようなメカニズムから、犬は人間とは異なり、脱水に伴う大量のナトリウム喪失が起こることはありません。

したがって、犬が人間用のスポーツドリンクによって水分補給すると塩分の摂取過剰につながり、体に悪影響を及ぼす可能性があります。

愛犬が心臓病や腎臓病などの持病がある場合は、とくに注意が必要です。

人間用のスポーツドリンクや経口補水液を与える場合

犬が脱水症状を呈した際に手元に犬用のものがない場合は、人間用の経口補水液やスポーツドリンクを3倍くらいに薄めてから与えてください。

その後は必ずかかりつけの動物病院で処置してもらいましょう。

まとめ

犬は暑さに弱い動物です。

飼い主さんには日頃から水分管理をしっかりおこない、炎天下や暑い時間の散歩を控えるなど、熱中症にならないためのサポートをお願いします。

熱中症対策のための最優先の対策は、犬に冷たいシャワーを浴びさせて体温を下げることです。

同時に水分補給をおこないますが、基本的には普通の水で充分です。

ただし、下痢や嘔吐で脱水しているような状況では、3倍程度に薄めたスポーツドリンクや犬用補水液が有効な場合もあります。

愛犬が脱水状態になった場合は、自己判断せずにすみやかに動物病院を受診しましょう。

重症の脱水症状の場合は、動物病院では点滴による電解質の補正処置をおこないます。

 

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