犬にも筋トレが必要な理由について解説

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ペットヘルスケア

犬も年をとると徐々に体力が衰えてきます。

シニア犬の健康管理で重要なのは、足腰の筋力を維持していつまでも自力で歩ける脚力を持ち続けることです。

筋力アップはなぜ必要か

犬の筋肉の特徴

犬は四足歩行です。

人間と犬の筋肉の発達の違いを挙げると、人間は直立不動の態勢を取るために大臀筋が発達しているのに対して、犬は前足に重心をかける姿勢を保つために胸筋が発達し、走るための推進力を生み出すために、広背筋や臀筋が発達しています。

脚力の衰えは後ろ足から

犬は体重の70%を前足で支えているので、筋力の衰えは比較的使うことの少ない後ろ足からはじまります。

後ろ足の筋力が弱くなると、寝たきりになるまであっという間で、寝たきりから痴呆にすすむことも多いのです。

若い頃の筋力強化によって老後に差が出る

毎日、持続性のある運動をしている犬は、歳をとっても強い四肢で体を支えることができると同時に、筋肉を鍛えることによって基礎代謝が高まり、太りにくい体質へと変化していきます。

つまり、筋力強化には、寝たきりの予防や老化防止のほか、肥満から起こる糖尿病の予防にも役立つという、一石二鳥の効果があるのです。

愛犬がアクティブに動ける若い間に、しっかりと運動機能を高めて長生きできる体の基礎をつくっていきましょう。

日常生活でできる筋力アップ

「お座り!」「伏せ!」「待て!」

しつけのための動作である「お座り!」「伏せ!」「待て!」は、筋肉を鍛える効果的なトレーニングになります。

散歩や遊びのなかに取り入れてみましょう。

最初にお座りの姿勢をチェックしてみてください。

腰や両足を揃えてちゃんと座ることができるワンちゃんは案外少ないと思います。

もし横座りになっているとしたら、膝や腰の関節にトラブルがある証拠かもしれません。

毎日の散歩が筋力アップの基本

散歩は毎日おこないましょう。

できれば1日2回が理想ですが、生活上制限のある飼い主さんは多めの散歩時間をとって1日1回でもいいと思います。

散歩中に歩いたり早歩きをしたり走ってみたりというリズムをつけることも、飽きを感じさせない良い方法だと思います。

もし散歩コースに坂道があれば、さらに筋肉トレーニングに効果的です。

あるいは公園などに立ち寄って、低い位置で飛び越えらえられる障害物で遊ばせると、気分転換にもなって楽しんでトレーニングになりますね。

シニア犬になったら必要な栄養素を吸収できるフードに替える

ワンちゃんの体には、人間と比較して4倍のタンパク質が必要だといわれていますが、基礎代謝が低下したシニア犬にこれまでと同じドッグフードを与えていると、消化しきれずに肥満になってしまう場合があります。

筋肉の衰えに体重増加が重なると、足腰の関節にもさらに負担がかかります。

愛犬が7歳を過ぎた頃からは、低脂質、高タンパクで栄養吸収効率のいいシニア対象のドッグフードに替えましょう。

まとめ

若い頃のトレーニングは老後の体力の貯えになります。

そして、シニア期になれば若いころのようなアクティブな運動ではなく、ゆっくりとした散歩が中心になります。

それはトレーニングというよりも、できるだけ筋肉を維持することが目的です。

いくつになっても散歩は健康維持の基本です。

散歩は無理のない範囲で、可能な限り毎日欠かさずおこないましょう。

嫌がって歩かなくなってしまったときなどには、無理に歩かせようとするのは厳禁です。

時間をかけてゆっくり家に戻るようにしましょう。

 

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