インターネットで療法食フードを買ってはいけない理由を解説

ペットヘルスケア

ドックフードは大別すると3種類とされており、その中の一つに「療法食」があります。

今回は3種類のドッグフードそれぞれの特徴と、昨今インターネットで販売されている療法食の問題について解説します。

それぞれのドッグフードの特徴

ドッグフードの規格には3種類あります。

必要なフードを正しく選んで、愛犬の健康管理に役立てましょう。

総合栄養食

総合栄養食は毎日の主要な食事として与えることを想定しています。

健康維持のために必要な栄養素が配合されているフードです。

健康なワンちゃんであれば、総合栄養食だけを食べていれば他には何も必要ありません。

間食

間食はワンちゃんの嗜好品です。

おやつやデンタルガムなどのほか、エネルギー補完食品やサプリメントなどが該当します。

療法食

療法食とは、特定の疾患に対処するために治療目的で栄養成分が調整されたフードのことです。

総合栄養食に特定の栄養成分を加えたり、あるいは減らしたりしたものとお考え下さい。

療法食の目的と与え方

療法食は消化器系疾患や腎臓病、心臓病やアレルギーなど、さまざまな症状に対応するものが用意されています。

本来は獣医師さんの処方のもとで与えるべきものです。

尿結石対策の療法食はマグネシウムなどのミネラル成分が基準値よりも少なく設定されています。

腎臓疾患用の療法食は腎臓に負担がかからないように塩分が抑えられ、蛋白質や脂質が減らされています。

「最近愛犬が太ってきたから」「胃腸の調子がよくないから」といった理由で、飼い主さんの自己判断で療法食を与えることは控えましょう。

機能性ドッグフードとは

「免疫力の維持」「アレルギーへの配慮」など、機能性の強化を謳っているドッグフードを機能性ドッグフードといいます。

言葉の響きが療法食と似ているため療法食の代用と考えられがちですが、それは間違いです。

病気の治療や予防を目的としたものではないので、むしろ治療目的で与えることで病気が進行してしまう危険があります。

機能性ドッグフードはあくまでも栄養面でのサポートとして考えましょう。

安易にネット販売の療法食を与えてはいけない

犬用療法食は基本的には診療行為の一環として使用することが想定されています。

しかし法規制がなく、最近はインターネットでも販売されるようになっています。

価格競争が起きて動物病院よりも安く購入できるとして注目されているようです。

療法食は食事のひとつであり、医薬品のような即効性はありません。

したがってその危険性についても軽く考えられがちですが、種類によっては短期間の治療に用いるために極端なバランスでつくられている療法食もあります。

療法食は与える期間や量などを、治療の段階で症状や状況の変化に合わせて適宜変える必要があるため、定期的に獣医師さんの診察を受けなければなりません。

そのような段階を経ずに長期にわたって療法食を与え続けると、特定の栄養素が不足したり過多になって、健康に害を及ぼすことがあるのです。

まとめ

インターネットで気軽にドッグフードが購入できるのは確かに便利なことですが、犬用療法食に関しては犬の健康リスクを考えると、ネット購入はおすすめできません。

犬用療法食はドッグフードの形状をとった薬に近いものです。

必ず獣医師さんの指導に従って与えるようにして、大切な愛犬の健康を守ってあげてくださいね。

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