ねこに牛乳を与えていいかどうかを解説

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ペットフード

昔からねこは牛乳が好きというイメージがあり、実際に牛乳を与えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

しかし最近では、ねこに牛乳を飲ませないほうがいいという話も見聞きするようになりました。

牛乳の成分の特徴

牛乳には人間にとって有益な栄養素が多く含まれています。

三大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物がバランスよく含まれているほか、カルシウムやリン、亜鉛といったミネラルやビタミンB2やビタミンB12に代表される各種ビタミンも豊富に含まれています。

ただし、牛乳が準完全食と言えるのはあくまで人間に限ってのことです。

草食動物である牛と肉食動物であるねこは、必要とする栄養素に大きな違いがあります。

必ずしも牛乳には、ねこにとって必要な成分を充分含んでいるとはいえないのです。

牛乳は、タンパク質が少なく、カロリーが多いという特徴があります。

一方、ねこの母乳は高タンパク質低カロリーなのです。

ねこの母乳と比較して、一般的な牛乳のタンパク質は約50%しかなく、カロリーは200%以上もあります。

また、牛乳にはねこが苦手とする乳糖という成分が含まれています。

これらのことによって、日常的に牛乳を与えることで健康面に弊害が起きることがあるのです。

ねこに牛乳を与えないほうがいい4つの理由

おなかを壊す可能性がある

牛乳には多量の乳糖が含まれています。

ねこは乳糖を分解するためのラクターゼという酵素が少ないため、下痢を起こしてしまう場合があります。

これは人間の場合も同様で、ラクターゼを体内にあまり持たない人は、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり下痢をすることがあります。

アレルギーの可能性がある

乳製品でアレルギーを起こすねこがいます。

牛乳を飲んで10分くらいで下痢や嘔吐の症状が現れた場合は、アレルギーが原因かもしれません。

あるいは皮膚に湿疹ができたり、体を痒そうにする症状が現れた場合も同様です。

肥満になりやすい

牛乳には脂質が多く含まれているため、摂取しすぎると肥満になることがあります。

飲み水代わりに牛乳を与えるのは、過剰摂取につながるので注意しましょう。

心臓病のリスクが高まる

高齢のねこに対して、牛乳中のナトリウムイオンが心臓に負担を与えるといわれています。

シニアのほか、心臓病のあるねこにも牛乳を与えないようにしましょう。

多量に与えすぎなければ大丈夫

下痢やアレルギーがないねこであれば、基本的に牛乳を与えても問題はありません。

水はあまり飲まないけれど、牛乳なら好んで飲むというねこちゃんもいるでしょう。

あるいは、食欲がないのに牛乳は飲んでくれるといった場合に、不足分のカロリーと栄養を補給する使い方であればOKです。

ただし、主食として総合栄養食のキャットフードを与えている場合は、栄養価の高い牛乳をプラスすると栄養過多になるので、給餌量の管理は必要です。

離乳期にはねこ用ミルクを与えるべき

ねこは生まれてから2ヵ月でミルクからご飯へ食事を切り替えることができますが、離乳前の子ねこにはミルクを飲ませる必要がありますよね。

そんな場合は、牛乳ではなくねこ用ミルクを与えましょう。

ねこ用ミルクは、乳糖の分解がうまくできないねこのために、あらかじめ乳糖がカットされ、タウリンなどの必要な栄養素が強化されています。

まとめ

牛乳が体質に合うか合わないかは、体質によって異なります。

高カロリーな牛乳は嗜好性が高いため、水としてではなくおやつとして考えましょう。

肥満防止のために、低脂肪や無脂肪の牛乳、またはスキムミルクを選ぶといいでしょう。

冷蔵庫から出したばかりの牛乳だと、お腹を冷やしてしまうことがあるので、常温のものを与えてくださいね。

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