ワンちゃんは大きな音が苦手ですから、家の中でも掃除機が苦手なワンちゃんも多いですよね。
入浴後のドライヤーが嫌いなワンちゃんも多いのですが、自然乾燥だと風邪をひいてしまったり、皮膚の病気になりやすくなったりと健康トラブルの原因になってしまうこともあります。
なんとかドライヤーに慣れてもらいたいと思っている飼い主さんも多いことでしょう。
ドライヤーが苦手な原因
ドライヤーを嫌がる原因には3つのパターンがあります。
ドライヤーの熱が苦手
おそらく多くの飼い主さんは人間用のドライヤーを使用していると思いますが、人間用のドライヤーはワンちゃんにとって熱すぎるのです。
早く乾かすために強風にしたり、至近距離で同じ個所に集中してドライヤーを当てたりすることで、ワンちゃんはすっかりドライヤーが嫌いになってしまいます。
ドライヤーの音が苦手
人間よりもはるかに音に敏感なワンちゃんにとって、ドライヤーの音は耐え難いほどの不快音響なのです。
たしかに掃除機なども苦手なワンちゃんが多いですね。
風が苦手
ワンちゃんは小さな吹き出し口からの強い風が苦手なようです。
ときに目や耳といった敏感なところに風が当たったりするのを不快に感じています。
どうすればうまくドライヤーを使えるようになるのか
使用時間を短くする
いずれにしても不快であることに変わりはないので、できるだけドライヤーを使う時間を短くするといいかもしれません。
そのためにはドライヤーの前にあらかじめ水分を取り除くことを考えてみましょう。
長毛のワンちゃんであれば、シャンプー後に被毛を手で絞ったり、吸水力の強いタオルなどを使うなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
ドライヤーを見えない位置で当てる
顔の前方からドライヤーの風を当てると嫌がりますから、ワンちゃんの歯科医に入らない方向から風を当てるようにしてみましょう。
乾かす順番を変えてみる
顔からスタートしないで、背中からお尻、おなか、足、顔、尻尾の順番でおこなうと、ワンちゃんが嫌がることは少なくなります。
トリマーにお願いする
トリミングのプロに任せて、ワンちゃんにドライヤーに慣れてもらうのもいい方法です。
ドライヤーが実はそれほど不快でないことがわかれば、次回からは自宅でお世話できるようになるかもしれません。
まとめ
ドライヤーを使う際には、ワンちゃんにとっての辛い時間がすこしでも和らぐように、飼い主さんが優しく声掛けをしてみてください。
ドライヤーを使うたびにワンちゃんが逃げ回り、追いかけまわして家中大騒ぎという状態では、ワンちゃんはドライヤーがどんどん苦手になっていくばかりですから、すごく難しいことですけど、飼い主さんはできるだけ平静を保ってケアしてくださいね。