ねこのHELPサインを解説

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ペットヘルスケア

野生時代のねこは、弱った姿を見せると外敵から攻撃される危険にさらされていました。

その危険から自分を守るために、ねこは本能的に自分が弱っていることを隠す習性が身についています。

これは信頼する飼い主さんに対しても同じです。

普段は甘えん坊のねこちゃんも、体調が悪い時には飼い主さんから離れて家の中の静かな落ち着く場所でじっと体を休めることが多くなります。

目に見えて具合が悪そうにしている頃には、症状はかなり進んでいる可能性が高いのです。

したがって、普段の様子から無言のHELPサインを見つけるのが、飼い主さんの責務になるわけです。

食事の変化

フードを残す日が続くようであれば、それはHELPサインかもしれません。

口内炎や歯周病で口が痛い場合のほか、胃腸の不調が考えられます。

そのほかの原因としては発熱の可能性があります。

ねこは体中の細胞にあるミネラルを使って体温を維持しています。

細胞のミネラルが不足してくると、代わりに胃酸を使って熱を上げるため、胃酸が不足して食欲が低下してしまうのです。

トイレの様子

明らかに一日の合計排尿量が少なくなっている場合は、体の不調が疑われます。

トイレに座りっぱなしだったり、出たり入ったりしている場合は腎臓疾患を疑いましょう。

オシッコが24時間出ないと命に関わることもあります。

膜が張っているようなウンチも不調のサインです。

この膜は腸の粘膜が剥がれたもので、血便の一歩手前の状態です。

毛艶の変化

ねこは舌で毛を舐めてグルーミング(毛づくろい)しています。

毛艶が悪くなっているのは内臓疾患のHELPサインかもしれません。

あるいは口腔や舌の痛みでグルーミングをしなくなったことが原因とも考えられます。

ねこの口腔内の病気は重篤である可能性が高いのです。

毛艶の劣化とともに、脱毛が多い場合は皮膚病のHELPサインの可能性があります。

過度なグルーミング

ねこの過度のグルーミングにも注意しましょう。

ねこが体を繰り返し舐める原因の多くは強い痒みです。

皮膚糸状菌症やアレルギー性皮膚炎、ノミ、マダニなどが強い痒みを引き起こす原因として考えられます。

また、ねこがしきりに頭を振るのは、耳の中が痒いサインですから、耳の中の異常をチェックしてみてください。

ミミヒゼンダニの寄生、もしくは外耳炎になっているかもしれません。

多飲症状

一般的に、ねこは水をあまり飲まない動物です。

そのせいで病気になってしまうこともあるのですが、それとは反対に飲みすぎる場合(多飲)にも注意が必要です。

多飲は腎臓病や甲状腺機能亢進症、糖尿病のHELPサインである可能性が高いのです。

情緒の変化

前触れのない突然の怒りなど、激しい情緒の変化や攻撃性、昼夜逆転現象は、心の病もしくは脳の疾患、老年性痴呆症の可能性があります。

まとめ

ねこの健康管理のためには、毎日のコミュニケーションが重要です。

急激な変化が起こる前に、いつもと違う小さなHELPサインを見極めることが、病気の早期発見につながります。

このようなサインが継続的であることをひとつの目安として、動物病院への通院を考えるといいようです。

 

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