ヘミングウェイキャットを解説

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犬とねこ

アメリカの作家ヘミングウェイから「幸運を呼ぶねこ」として大切にされた6本指のねこは、「ヘミングウェイキャット」と呼ばれ、幸運を呼ぶねことして知られています。

アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ

アーネスト・ミラー・ヘミングウェイは1899年7月21日生まれのアメリカの作家です。

高校卒業後にジャーナリストとして活動を開始し、その後小説を書き始めました。

代表作は「日はまた昇る」「老人と海」「誰がために鐘は鳴る」「武器よさらば」などで、何作かはハリウッド映画にもなり、1954年にはノーベル文学賞を受賞しました。

ヘミングウェイはアウトドア派で、かれの趣味は父の影響による魚釣りやハンティングでした。

酒好きだったヘミングウェイが愛したフローズン・ダイキリは、「パパ・ダイキリ」として知られています。

ヘミングウェイは、大のねこ好きだったことでも知られています。

ペットの去勢や避妊に反対する意見をもち、一時は70匹以上の犬猫を飼っていたそうです。

ヘミングウェイが愛したねこ

ヘミングウェイはアメリカの各地で執筆活動をしていましたが、そのひとつがフロリダ州キーウェストでした。

かれはその地で、友人の船長から前脚の指が6本ずつある多指症のねこを譲り受けました。

ヘミングウェイは、そのねこに「スノーボール」という名をつけました。

スノーボールはほかのねこに比べてたいへん手先が器用で、船上ではマストに渡したロープを軽快に登ることができ、ネズミを捕るのも得意でした。

ヘミングウェイはスノーボールを「幸運のねこ」だと信じていたそうです。

どうして多指症のねこが生まれるのか

多指症は遺伝性

1本の指が2つに分かれて指の数が多くなる多指症は、ねこの先天性異常の中でも比較的よく見られるもので、近親交配によって多く現れます。

多指症は優性遺伝なので、親ねこの片方が多指症だと子ねこも多指症になる可能性が高いのです。

前脚の左右の指が6本ずつというパターンが多いですが、ギネス記録によると四肢に28本のつま先をもつねこが認められています。

多指症のねこが多く生まれる地域がある

日本ではあまり見ることがありませんが、世界には6本指のねこが多く誕生する場所があります。

アメリカ東海岸やイングランド南西部によく見られ、ヘミングウェイキャットが住んでいたキーウェストもそのうちのひとつとされています。

ちなみにアメリカで多指症のねこが一番多くいるといわれているのがボストンです。

ボストンのねこのうち、なんと15%が多指症なんだそうです。

イギリスと比べてヨーロッパ本土には多指症のねこは少ないようです。

それについては、イングランドでは船員が多指症のねこを幸運の持ち主として珍重したのに対して、ヨーロッパ本土では迷信のため淘汰された可能性が指摘されています。

ヘミングウェイキャットのその後

1961年7月、ヘミングウェイは猟銃自殺を遂げました。

航空機事故による後遺症で精神的な病いに悩んでいたようです。

ヘミングウェイの没後、邸宅は博物館となりました。

博物館には現在50匹を超えるスノーボールの直系の子孫が住んでいて、その約半数が多指症のねこだといわれています。

まとめ

多指症は先天性異常ではあるものの、専門家によると生活上問題はなく、特に治療する必要もないとされています。

多指症が多く見られる猫種は、メインクーンもしくはピクシーボブだそうです。

幸運を呼ぶねことしてヘミングウェイキャットが欲しいという場合は、猫種を絞って探してみるといいかもしれませんね。

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