ペット保険金詐欺について解説

ペット保険

犬が病気であると知りながら、申込書にウソの記載をした上で保険に加入したり、保険への加入が承認された後に病気の診断・手術をしたように見せかけて、保険金をだまし取る詐欺行為がときどき報告されています。

不正請求のパターン

保険会社に保険金を請求するためには、請求書あるいは診断書が必要とされるため、動物病院の先生の不正な協力や斡旋がない限り、ペット保険詐欺は起こらないはずですが、実際にペット保険の不正請求は少なくないといわれています。

不正請求の背景には、人間の保険制度とは違って、自由診療の動物病院では不正をチェックする機能が働きにくいという背景があります。

架空請求

実際にはおこなわれていない診療行為を、あたかもあったかのように見せかけて保険会社に請求するパターン。

替え玉請求や水増し請求

保険未加入のペットの治療費を、保険加入しているペットの治療として請求するケースや、実際にはおこなわれていない診療項目を追加して、診療費を多く水増しして保険金を請求するパターン。

不当差異請求

同一の診療であるにも関わらず、ペット保険加入者に対して非加入者よりも割り増しの請求をおこなう獣医師側の不正請求のパターン。

対象外請求や告知義務違反

ペット保険対象外の治療について、ペット保険対象の診療と偽装して請求するケースや、ペット保険加入前にすでに病気を発症していて適切な告知をしていないパターン。

不正請求の実例から

動物病院の院長で、獣医師が逮捕されました。

この事件は、獣医師がペットの診療時に飼い主に勧めて保険に加入させ、その際、診察の時期を保険加入後であると偽った診療明細書を飼い主経由で保険会社に提出させて保険金を受け取ったという事例です。

飼い主は入院・手術費用など約30万の保険金を詐取し、不審に思った保険会社の調査により詐欺の詐欺の実態が判明しました。

不正に加担したツケは大きい

飼い主にも詐欺罪が問われる可能性がある

このペット保険詐欺事件の原因は、一義的に動物病院の先生のモラルの問題によるところが大きいといえるでしょう。

しかし、このペット保険に加担した飼い主にも同様の責任が発生します。

なぜなら実際に虚偽の申請をおこなったのは、獣医師ではなく飼い主だからです。

動物病院の診察料金はペット保険に加入していない場合には全額負担となります。

獣医師から「絶対に見つからないから、保険に加入しておいたことにすれば」と勧められて、つい不正に加担してしまうと、そのツケは必ず回ってきます。

このような行為が違法行為に当たることを日ごろから充分に認識しておきましょう。

ペット保険に加入できなくなる可能性も

悪質な不正請求が発覚した場合には、ペット保険は解約扱いになります。

また、不正請求を起こしたという事実は保険会社に共有されますので、この飼い主さんはおそらく以後は他社も含めてペット保険に加入できなくなる可能性が高いでしょう。

まとめ

ペット保険は適正に使用されれば治療を提案する獣医師さんにとっても、大切なペットに高度な治療を受けさせたい飼い主さんにとっても、大変助かる制度です。

いざという時のためには、あらかじめペット保険に入っておくと安心ですが、利用はくれぐれも適切におこなってください。

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