犬が口を開けると痛がる理由を解説

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ペットヘルスケア

犬の口が開かなくなってしまうことがあるのをご存知でしたか?

食事をする際に痛がる、あくびを途中でやめてしまう、口を触られるのを嫌がる、歯磨きを嫌がるなどの症状が認められたら要注意です。

今回は、ワンちゃんが口を開けると痛がる理由と対策について解説します。

口内炎や歯周病

口内炎や歯周病による炎症の痛みで口が開けられなくなる場合があります。

おもちゃを噛んだときや、飼い主さんに顎に触れられて「キャン」と激しく鳴くような痛みを発する場合は、かなりの重症です。

痛みが出るほどの歯周病になると自然治癒することは難しく、抜歯が必要になるケースがほとんどです。

あるいは、口内炎だと思っていたものが悪性腫瘍である可能性もあります。

顎関節症

顎関節症は、人間の場合は二人に一人の割合で発症するといわれていますが、犬にも起こりうることについてはあまり知られていません。

顎の骨と頭の骨を繋ぐ顎関節が、様々な原因により炎症する病気で、軽度な症状としては顎の震えや口や舌をクチャクチャするなどの様子が見られます。

普段のあくびで、パキッと音がするワンちゃんがいるそうですが、もし痛がる素振りがあれば顎関節症かもしれません。

症状が悪化すると、全く口が開かなくなってしまうこともあります。

顎関節症の原因は、はっきりとわかっていません。

硬いものを噛み続けることによって、顎の骨が硬化したり変形してしまうことが原因のひとつではないかともいわれています。

手術が可能な場合は完治の可能性も高まりますが、口が完全に開かなくなる状態まで病状が進行すると、手術によっても完治は難しくなります。

自力で食事ができなくなり、胃にチューブを取り付けて栄養分を補給しなければならなくなるケースもあるそうです。

咀嚼筋症

咀嚼筋炎は免疫機能の異常で発症する病気です。

食べ物を噛むときに必要な顎周りの筋肉が炎症を起こし、口を動かすたびに痛みが生じます。

症状が重くなると筋肉が萎縮し、まったく口が動かせなくなることもあるようです。

口を動かすだけでも痛みがあるため、やがてご飯を食べられなくなります。

咀嚼筋症は免疫異常が関係していると考えられています。

したがって予防は難しく、飼い主さんが気づいた時には病状が進行しているケースも少なくありません。

治療は免疫を抑制できる量のステロイドを投与が有効だといわれています。

ほとんどの場合は、ステロイドの投与を、再発に注意しながら生涯続けることになります。

老化現象

犬の歯の噛み合わせは、上の前歯は下の前歯よりほんの少し前に出ていて、口を閉じた状態では上下の前歯は少し重なっています。

老犬に多い症状として、上の前歯と下の前歯の隙間に偶然、物が挟まって口が開けられなくなることがあるようです。

若いワンちゃんであれば強引に口を開けることができますが、シニア犬は筋力が弱くなっているいため、自力では口が開けられなくなるのだそうです。

飼い主さんが無理にこじ開けようとするとケガをする危険があるので、動物病院で処置してもらった方がいいでしょう。

まとめ

あくびや遠吠えをしなくなるのは、愛犬の口の痛みのサインかもしれません。

治療を終えたあとは、ドライフードをふやかして食べさせたり、固いおもちゃを与えないなど、生活の工夫が必要です。

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