ノーフォークテリアの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

テリア種の中でもひときわ小さく、垂れ耳とまん丸の目がチャーミングな犬種です。

愛くるしい姿からは想像できませんが、ノーフォークテリアは頑固で怖いもの知らずな猟犬です。

現在もイギリスでは猟犬として活躍していて、しつこく小動物を追いかけ回す性格から、別名を「原野の小悪魔」とも呼ばれています。

このように、ノーフォークテリアはテリア種特有の野性味が色濃く残っているので、しつけにはある程度の知識と経験が必要です。

ノーフォークテリアの歴史

ノーフォークテリアのルーツ犬は、イングランド東部にあるノーフォーク州で飼育されていた小型の狩猟犬です。

19世紀のイギリスの大学生の間では小型犬を飼うことが流行していましたが、ケンブリッジ大学に通う学生たちが飼いはじめたテリア種がノーフォークテリアだといわれています。

ノーフォークテリアには垂れ耳と立ち耳の2つのタイプがあり、当初は両方とも「ノーリッチテリア」と呼ばれていました。

20世紀になって、立ち耳を「ノーリッチテリア」、垂れ耳を「ノーフォークテリア」として別の犬種として確立されました。

ノーフォークテリアの性格

飼い主さんや家族に対してはとても愛情深く、陽気な性格の持ち主です。

好奇心と探求心に富み、遊ぶことが大好きで、退屈するといたずらをしてしまうこともあります。

テリア気質が強く残っているため、見知らぬ人間や犬に対しては強い警戒心を示し、相手が飼い主さんであっても頑固な態度を取ることもしばしばあります。

多頭飼育には不向きな犬種でしょう。

ノーフォークテリアに非常に多い病気

白内障

老化や遺伝などが原因で、水晶体が白く濁り視力が低下する病気です。

根本治療はなく、点眼薬で病気の進行を遅らせる内科治療が中心です。

外科手術をおこなう専門医もあるそうですが、あまり一般的ではありません。

予防方法はないので、早期発見によって進行を止めることが重要です。

膝蓋骨脱臼

後脚の膝の骨が大腿骨のくぼみから外れる(脱臼する)症状で、小型犬種によく見られます。

オスよりもメスの発症例が多く、膝関節周辺の筋肉や靭帯の先天的異常が原因で発生するといわれています。

軽症の場合は飼い主さんが気づかないことも多く、小さな脱臼を繰り返して関節炎を発症したり、悪化すると骨が変形してしまう場合があります。

スキップするような動きや、足を引きずる、遊んでいて急に鳴いて痛がるなどの症状を見つけたら、すぐに獣医さんに相談して治療を開始しましょう。

肥大性心筋症

心臓の筋肉の収縮力の低下によって血液を全身に送る力が弱まる病気です。

初期症状はありません。

重症化した場合、不整脈や肺水腫などの心臓や呼吸器の症状が出始めます。

症状が出た段階ですでに重症になっている場合が多いので、定期的な健康診断による早期発見が望まれます。

治療は主に内科療法で、血管拡張薬や強心剤、むくみを取るための利尿剤が処方されます。

まとめ

ノーフォークテリアは、サイズは小さいですが飼育が簡単な犬種ではありません。

見た目のかわいさから甘やかしてしまうと、後々しつけに手を焼いたり、問題行動を起こすことにもなりかねません。

ムダ吠えが多いので、集合住宅で飼う際には注意が必要です。

子犬の頃から辛抱強く向き合い、しつけをしていくことが求められます。

そのほか、多様な人間や犬と接する機会を多く作り、警戒心を和らげることも大切です。

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