ワンちゃんの口腔ケアはなかなか難しく、放置しておくと口腔内の食べかすが歯垢となり、数々の健康トラブルを引き起こします。
歯垢が固まって歯石になると歯ぐきの組織を浸食して歯周病の原因になるほか、心臓病や腎臓病の引き金になる可能性もあります。
このような深刻な状態になる前に、対策をしておきたいですね。
歯周病とは
歯周病は歯垢中の細菌が原因となって歯肉が腫れて歯肉炎になったり、歯を支えている歯周組織が破壊されてしまう病気です。
歯周病は放置しておくと歯周組織がじわじわ破壊されていく進行性の病気です。
一度破壊されてしまった歯周組織は治療しても元の健康な状態には戻りません。
さらに病状がすすむと、歯を支えている顎の骨までがどんどん溶けてしまい、最終的には歯が抜け落ちたり、ひどい時には下顎が骨折することもあります。
したがって歯周組織の破壊が軽度のうちに治療することが、健康な歯を長く保つポイントになります。
また炎症部位の血管から細菌が入り込んで、歯周病が心臓病や腎臓病の引き金になることも知られています。
ワンちゃんの歯磨きが必要なわけ
歯周病を予防するためには、原因となる歯垢や歯石がつかなくなるようにすることが重要です。
歯磨きガムなどの商品も販売されていますが、やはり何といっても人間と同じように歯磨きが最善の対策ということになります。
【バイオペーストルース】を紹介します
歯磨きが苦手なワンちゃんに最適の歯磨きペーストを紹介します。
バイオペーストルースは口をゆすぐ必要のない、ペットのための歯磨きペーストです。
全成分天然由来で香料などを含んでいないので、歯磨き嫌いのワンちゃんにも安心して試せる商品になっています。
主成分のバイオミネラルとは
バイオミネラルは岩塩と植物から採取した天然成分由来のミネラルで、pH10以上の強アルカリ性の洗浄力と優れた還元力を持ち、歯を白くし口腔内の菌の繁殖を予防する効果があります。
合成香料不使用で、ほぼ無味無臭のため抵抗なくワンちゃんに使用してもらえる歯磨きペーストだと思います。
ワンちゃんが飲み込んでも大丈夫
歯磨き剤の多くは、人間用・ペット用を問わずほとんどの製品に人工添加物が入っていますが、バイオペーストルースは天然由来の原材料以外に、着色料、香料、防腐剤などの添加物を一切使用していません。
うがいができないワンちゃんも安心して使用することができるうえ、ペーストが口腔内に留まることで雑菌が繁殖し難い環境を維持することもできるのです。
【バイオペーストルース】の使用方法
1日2回、水やぬるま湯等で湿らせた子供用の小さめの歯ブラシやガーゼに適量のペーストを付けて、歯と歯ぐきをやさしくブラッシングやマッサージしてください。
バイオペーストルースは全年齢および全ての犬種対象で、小型犬で3か月、大型犬で1か月程度使用できます。
最初は無理に磨かず、含ませるだけでも多少の歯垢除去効果があります。
歯磨きをはじめましょう
ワンちゃんにも歯のケアが大切だという意識は浸透してきていますが、実際にケアをしている飼い主さんは40%に満たないそうです。
歯磨きをしようとするとワンちゃんが嫌がるとか、ケアのやり方自体がよくわからないという人も多いようです。
野生動物にはほとんど歯周病はありません。
ペットである犬にこれほど歯周病が多いというのは、疑いなく私達人間のせいなのです。
それならば、なおさらのこと、私達飼い主が、愛犬達の歯の健康を守ってあげなければなりません。今日からでも早速歯磨きを始めましょう。