ペルシャ猫の特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

その高貴なイメージから「猫の王様」とも呼ばれる猫です。

ペルシャ猫の特徴は、丸くて大きな目と、少しつぶれたような鼻、そして豊かなダブルコートからなる被毛です。

穏やかな性格で飼いやすいとされていますが、健康面では注意しなければならないことがいくつかあります。

ペルシャ猫の歴史

ペルシャ猫の起源ははっきりわかっていません。

ペルシャ(現在のイラン)のねことターキッシュアンゴラを交配して誕生したという説や、イランからアフガニスタンあたりに生息していた土着猫説などがあります。

その後、ヨーロッパに持ち込まれたペルシャ猫の祖先として文献上に登場するねこは2頭います。

最初の1頭は、1620年にピエトロ・デラ・ヴァレという人物がペルシャからイタリアに持ち込んだねこちゃんです。

そしてもう1頭は同じ時期にアンゴラ(現在のアンカラ)からフランスに持ち込まれたねこです。

文献には前者が灰色だったのに対し、後者は白色だと記されています。

これらの猫と、アフガニスタンやビルマ、中国、ロシアなどから輸入された長毛の猫が交配して現在のペルシャの原型になったと考えられています。

1871年にロンドンで開かれたキャットショーに初登場してから品種改良が重ねられ、現在では「猫の王様」という異名をもつほどの人気を博しています。

ペルシャ猫の性格

ペルシャ猫の性格は非常に穏やかで温和です。

ほとんど鳴くことがなく落ち着いた雰囲気が好きで、優しく扱われるのを好みます。

安全な地上にいることを好み、高いところに登ることはあまりありません。

ペルシャ猫がかかりやすい病気

多発性嚢胞腎

腎臓の中に小さな液体が詰まった嚢胞が発生して腎機能を低下させる病気です。

多発性嚢胞腎は優性遺伝といわれていて、両親のいずれかが発症していると、およそ50%の確率で発症します。

嘔吐や体重減少のほかに、水を大量に飲み尿をたくさんする多飲多尿の症状が見られることがあります。

ゆっくりと進行していく病気で、悪化すると腎不全を引き起こして死に至りますが、残念ながら一度発症してしまうと有効な治療法がありません。

潰瘍性口内炎

歯茎や頬の内側に潰瘍ができる病気で、広範囲が赤く腫れ上がり、大きな痛みが出て食欲もなくなってしまいます。

原因は不明ですが、歯周病の治療などが効果を発揮します。

肥大性心筋症

心筋の肥大により、左心室は狭くなり、全身に送られる血液量が少なくなる病気で、とくに左心室の心筋が肥大する症例が多いです。

他の心筋症に比べて、動脈血栓症の発生が多いことも知られています。

アトピー性などの皮膚炎

長毛種のペルシャ猫は毛玉ができやすく、毛玉の下の皮膚が不衛生になると皮膚病になりやすくなります。

長い被毛のために飼い主さんが気づきにくいこともあり、皮膚炎の発見がおくれて悪化してしまいます。

炎症を起こした部分が化膿したり雑菌が繁殖して治療が長引くことも多いです。

尿石症

ペルシャ猫は体質的にシュウ酸カルシウムという結晶が尿中にできやすく、膀胱内で大きな結石になってしまう場合があります。

飲水量や運動不足、肥満のほか、遺伝体質的な要因が大きいといわれています。

頻尿、排尿障害、血尿などの症状がみられ、小さな結石でも尿管に詰まると尿が排泄できなくなり、治療が遅れると尿毒症や急性腎不全で危険な状態になることもあります。

シュウ酸カルシウム結石は薬剤で溶かすことができないので、結石を除去するためには外科手術をする治療法しかありません。

眼瞼内反症

眼瞼内反症はまぶたの縁が内側にめくれてまつ毛が目に当たって、炎症や傷をつくる病気です。

外科処置によって目に当たっているまつ毛を取り除きますが、重症の場合は麻酔手術によってまぶたを切除する場合もあります。

毛球症

長毛種のペルシャはグルーミングで長い毛を飲み込んでしまうことが多く、その毛が胃の中や腸の中で球状に塊になってしまいます。

毛球が小さければ自力で吐き出せますが、腸内に詰まって腐ってしまうこともあります。

そのような状態になってしまうと外科的手術が必要になるため、常日頃からのケアが大切です。

まとめ

病気を予防するためには、何よりもその猫種がかかりやすい病気を理解した上で飼育することが重要です。

ペルシャはフワフワな毛質の長毛種なので体型の変化や皮膚の異常に気づきにくいことがありますから、日々のブラッシングなどコミュニケーションを取りながら注意して見てあげましょう。

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