犬のおしっこが法律問題に発展するケースを解説

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「たびたび自宅の塀によその犬におしっこをかけられて、そこだけ変色してしまった」

いくら犬好きな人でも、自宅の建物におしっこをかけられて平気な人はいないでしょう。

これが法律問題に発展したらどうなるのか、また飼い主さんとしてのあるべきマナーについても解説します。

被害状況の確認

自宅の塀に、もう何年も犬のおしっこをかけられ続け、新築時に白かった塀が茶色に変色してしまったというケースを考えてみましょう。

「見つけ次第警察に通報します」と書いた張り紙をしてもお構いなしで、犬が嫌がるスプレーを噴射しても効果はありませんでした。

被害者は防犯カメラを設置し、それらしい飼い主さんと犬を確認しました。

この人が犯人であることが判明したら、塀の修繕費用や慰謝料などを請求したいと考えています。

飼い主さんの責任

習慣的にその場所で犬におしっこをさせて建物に被害を生じさせた場合、飼い主さんには賠償責任を負う責任が生じます。

「犬の生理現象だからしかたがない」という理屈は通用しません。

飼い主さんの責任が、故意や過失がないことを理由に免責されることは、実際上あまりないと考えられます。

また、「おしっこ禁止」など注意喚起のための張り紙がされているところに、あえておしっこをさせているケースについては悪質性が高いと判断されます。

立証責任は被害者側にある

被害者としては「おそらくその犬が犯人らしい」という推定だけでは足りず、被害との因果関係を具体的に立証する責任が求められます。

ほかの犬の行為によって被害が発生した可能性も否定し切れないからです。

たとえば設置した防犯カメラに同じ犬が何度もおしっこをかける映像が残っているなどの証拠があれば、請求が認められる可能性は高くなります。

結局裁判で争うことになる

話し合いで妥協点が見つかればいいですが、被害者が納得できない場合は、裁判上で損害賠償を争うことになります。

こうなると被害者にとっても飼い主さんにとっても精神的、金銭的な負担が大変大きいものになります。

被害者側としては、弁護士費用と賠償金のバランスを考えた場合、被害者が得られる対価は少なく、あるいはマイナスになるケースも考えられますが、心情的に納得できません。

ここまでくると被害者としては意地でしょう。

まとめ

ご近所トラブルが裁判沙汰となり、泥沼化する事例をたまに耳にします。

このような不愉快な事態にならないためにも、飼い主さんとしては犬の散歩マナー順守を徹底する必要があると思います。

ウンチの持ち帰りはもちろん常識です。

マーキングだから許されると考えている飼い主さんはまだまだ多いようですが、屋外でマーキングをさせないようにするのも今や常識です。

散歩の前に、家でおしっこをさせてから出かけるとともに、ペットボトルを持参して、マーキングしたあとは水で洗い流しましょう。

個人の家だけでなく、公共物や電柱へのマーキングもやめましょう。

自宅の目の前の電柱から常におしっこの臭いがしていたら不快ですよね?

世の中は犬が好きな人ばかりではありません。

飼い主さんのマナー違反によって、不快な思いをする人がいるかもしれないことについて想像してみてくださいね。

 

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