警察犬訓練士になる方法を解説

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犬は人間の1万倍の嗅覚をもつといわれています。

この鋭い嗅覚を利用して、さまざまな犯罪捜査の現場で働いているのが警察犬です。

警察犬訓練士の仕事は、警察犬の候補犬に対して、警察犬に求められる能力を訓練することです。

警察犬とはどんな犬か

警察犬の仕事

警察犬は、犯罪捜査や警備で活躍する犬です。

警察犬の仕事はおもに3つあります。

ニオイを手がかりに事件の犯人や被害者の足跡をたどったり、遺留品についていたニオイによって被疑者を突き止める仕事、ニオイで爆発物を発見する仕事、不審者に吠えたり跳びかかったりする警備の仕事に分類されています。

直轄犬と嘱託犬

警察犬には、「直轄犬」と「嘱託犬」の2種類がいます。

直轄犬は、警察が訓練し所有している警察犬です。

嘱託犬は、民間の警察犬訓練所が訓練し、警察の要請に応じて出動している警察犬です。

警察犬として活躍している犬種

直轄犬はジャーマンシェパード、エアデールテリア、ドーベルマン、コリー、ボクサー、ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバーの7種から選ばれています。

ちなみに嘱託犬には犬種の限定はなく、トイプードルやミニチュアダックスフンド、ミニチュアシュナイザーなどの小型犬が認定された実績もあります。

警察犬訓練士になる方法

直轄犬訓練士になる方法

直轄犬訓練士は公務員です。

直轄犬の訓練士になるためには、都道府県の警察官採用試験に合格し、鑑識課などの警察犬を扱う部署へ配属される必要があります。

嘱託犬訓練士になる方法

一方、嘱託犬の訓練士になるためには2つのルートがあります。

民間の警察犬訓練所に入所し、見習い訓練士として3~6年ほどの修業を経て、日本警察犬協会の公認訓練士資格を得るルートと、警察犬訓練士養成学校を卒業し、ジャパンケネルクラブなどの公認訓練士資格を取得するルートです。

いずれかの方法で資格を取得したのちに、訓練した犬と共に警察の審査を受けて合格すると、嘱託犬とその訓練士として出動要請を受けられるようになります。

嘱託犬訓練士の場合は、ハンドラーと犬がセットで登録されることになるわけです。

直轄警察犬訓練士の一日

訓練士の1日は、次のようなものです。

朝起きるとまず犬舎へ行き、犬の健康状態をチェックし、犬に排便をさせます。

犬舎を掃除してエサをやり終えると、その日の訓練が始まります。

訓練を始めたばかりの犬に対しては、人間との主従関係をしつける服従訓練が中心になります。

服従訓練が済むと、犯人襲撃などの警戒、臭気選別や足跡追及の能力を訓練します。

犬には集団教育ができないので、1人の訓練士が1頭の犬と向き合い、犬の性格を見極めて意欲を引き出しながら、マンツーマンで必要とされる能力を身につけさせていきます。

訓練士は警察犬の訓練のほかに、一般の犬を対象にした仕事もおこなっています。

民間スクールのしつけ教室や、訓練士が依頼者の自宅を訪れて訓練をする出張訓練、依頼者の犬を一定期間訓練所に預かってしつけをする預託訓練などがあります。

警察犬訓練士に求められる資質

警察犬は鋭敏な嗅覚を活かして、犯罪捜査や警備で人間にはできない仕事を成し遂げることができます。

しかし、最初から警察犬としての一人前の仕事ができるわけではありません。

ニオイを嗅ぎ分けて足跡をたどったり、人間に知らせるべき危険物を発見したりするためには、高い集中力と強い忠誠心、そして現場で動じない落ち着いた性格が要求されます。

訓練士は愛情と忍耐をもって候補犬に接し、最初はニオイを嗅ぎ分けられず集中力もない犬を、うまくできたときには心の底からほめて、根気よく育成していかなければなりません。

警察犬訓練士の気迫と根気がすぐれた警察犬を育て、犯罪捜査や警備で活躍して私たちの安全な暮らしの一端を支えているのです。

当然ですが、単に犬が好きなだけではダメです。

まとめ

日本警察犬協会のホームページで警察犬訓練士の試験制度や資格制度について解説しています。

警察犬訓練士を目指している人は参考にしてみてください。

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