ラガマフィンの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

ラガマフィンは絹のような手触りの長毛が印象的な大型の猫種です。

体は大きいですが、性格はおだやかで優しく、「ねこのテディベア」とも呼ばれています。

ラガマフィンの歴史

1960年頃、アメリカカリフォルニア在住の繁殖家アンベイカーという人物が白いペルシャと地域ねこを交雑させてラグドールをつくりました。

その後、アンベイカー氏はIRCAという組織を立ち上げ、加盟しないねこはラグドールとして認めないというルールを設定したため、ブリーダーたちは猛反発します。

かれらはRFCIというあらたな組織を立ち上げて、かれらのラグドールに「ラガマフィン」という名前を登録しました。

その後、RFCIのメンバーは猫種改良に乗り出します。

ラグドールにペルシャやヒマラヤンを掛け合わせ、正真正銘ラガマフィンを別の猫種として独立させたのです。

ラガマフィンの名前の由来は、「ボロボロの服をまとった子」という意味で、あるブリーダーのジョークで名づけられたものです。

ラガマフィンの性格

ラガマフィンの性格は、穏やかでおとなしく優しいのが特徴です。

人なつっこくて甘えん坊、家族には非常に愛情深く、とても飼いやすい猫種です。

とくにスキンシップを好む飼い主さんに向いています。

もうひとつの性格として、ラガマフィンはいたずら好きでも有名です。

名前の由来が「ボロボロの服をまとった子」とされているのも納得できますね。

大食漢でもあり、3~4年かけてゆっくり成猫になるのも、このねこの特徴です。

ラガマフィンに非常に多い病気

ラガマフィンは遺伝性の病気にかかりにくいとされていますが、いくつか気をつけておきたい病気があります。

肥大型心筋症

肥大型心筋症は左心室の心筋が肥厚していく病気です。

その結果、左心房から流れてくる血液が逆流停滞しやすくなります。

初期にはほとんど症状は認められませんが、やがて心不全が進行すると、呼吸不全や食欲不振のほか、苦しげな咳をすることがあります。

前触れなく突然死する症例もあり、大変危険な病気です。

治療方法は現在の医療には存在しません。

食事療法やフェロモン製剤、鎮静剤などを利用して負担を軽減する対処療法が中心になります。

多発性嚢胞腎

多発性嚢胞腎は、腎臓内に液体をため込んだ多数の球状の嚢胞ができる病気です。

嚢胞は徐々に数を増やしつつ大きくなり、やがて腎臓の組織を圧迫して腎不全を起こします。

初期は無症状で、健康診断時の超音波検査で偶然発見される場合も多いです。

病状が進行すると多飲多尿、体重減少、食欲低下などの症状が出ます。

予防は困難で、決定的な治療法はありません。

タンパク質やリンを制限した療法食を与え、点滴により脱水改善や尿毒症の緩和を促します。

尿石症

尿石症は尿路に結石ができる病気です。

結石ができる部位によって「腎臓結石」「尿管結石」「膀胱結石」「尿道結石」と呼ばれます。

一般的な尿石症の症状は、トイレに行く回数が増える、排尿をする時に痛がるなどがあります。

初期は無症状で検査で偶然見つかるケースも多く、早期発見には定期的な尿検査が有効です。

尿石症は生活習慣を意識することで、予防が可能な病気です。

また、尿石症は一時的に完治しても再発を繰り返すことが多いため、食事の見直しが必要です。

また、なるべくたくさんの水分を摂るよう努力しましょう。

毛球症

ねこが飲み込んだ毛が絡まり合い、大きくなったものが毛球です。

通常であれば毛球を吐いたり、糞便として排泄されますが、胃の中で毛球が拡大してしまうと吐き出すこともできず、胃に留まってしまいます。

あるいは、さらに毛球がその先の小腸に達すると腸閉塞と呼ばれる状態になります。

こうなってしまうと、内視鏡で摘出するか、開腹手術しか方法はありませんが、いずれにしても全身麻酔が必要です。

まとめ

ラガマフィンは、オスで8キロ前後、メスでも6キロ前後あります。

去勢したオスの場合は10㎏を超えることもある大型猫です。

あまりエネルギッシュなねこではありませんが、居住空間には多少の余裕が欲しいところです。

ラガマフィンの平均寿命は10~13歳で、ほかの猫種の平均寿命よりやや短いといえます。

運動量が少なく大食漢、肥満の割合が多いねこなので、食生活を中心に、しっかりと体調管理をしてあげましょう。

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